徹底活用テクニック
タイムシート
実績エクスポートで出力したデータを分析する
工数を集計・分析したい場合、Professional Editionではピボット分析機能がありますが、残念ながらStandard Editionでは使用できません。
そこで、Standard Editionで工数を分析する方法をご紹介します。実績エクスポート結果とExcelを併用することにより、Standard Editionでも様々な視点から工数データの分析が実現できます。
ここでは、プロジェクトごとの工数を月別、四半期別などで簡単に集計するための手順を見ていきましょう。
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さまざまな集計期間に対応できるように、「実績のエクスポート」で出力する工数の粒度は「実績単位」、「タスク毎に出力」にします。
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02
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実績のエクスポート結果からプロジェクトごとの工数を集計する場合は、ExcelファイルをそのままExcelのピボットテーブルで集計します。
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月別、四半期別などで各プロジェクトの工数を集計したい場合には、実績のエクスポート結果に月・四半期などの列を挿入します。
(1)実績のエクスポート結果に月・四半期などの列を挿入します。
図ではF~H列に挿入しています。
(2)挿入したそれぞれの列には計算式を設定しておきます。
F列 : =MONTH(E2)
G列 : =IF(F2<=3,YEAR(E2)-1,YEAR(E2))
H列 : =IF(F2<=3,4,IF(F2<=6,1,IF(F2<=9,2,(IF(F2>=10,3)))))
(これらは表中2行目の設定例です) -
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月・四半期などの列を挿入したデータをExcelのピボットテーブルで集計することにより、必要な視点で各プロジェクトの工数を集計できます。