導入事例
実績工数の集計作業がスピーディかつ正確に
ティアック株式会社様
導入前の課題
工数によるプロジェクトの状況の見える化
ティアック様には、以下の目標がありました。
- ・見積精度の向上
- ・開発効率の向上
これらの目標に対する活動を促進するために、まずは各プロジェクトの状況を工数で見える化することが課題でした。
こんな悩みもありました
- ・これまで特別なツールは利用せずに工数を集計していましたが、手間がかかり、開発者の負荷になっていました。
- ・結果として、正確な工数を適切なタイミングで集計できず、各プロジェクトの本当の実態が掴めませんでした。
活用方法
工数入力・集計のツールとしてTimeTrackerを導入
工数入力・集計のツールとして、全ての開発プロジェクトを対象にTimeTrackerを導入されました。開発者は複数のプロジェクトを抱えていますが、マイタスク機能やフィルタリング機能を活用しながら、効率よく実績を入力できているとのことです。
工数入力状況をリアルタイムに確認
TimeTrackerの導入推進部門の担当者が工数入力のモニタリング機能で開発者の工数入力状況を確認されています。工数入力の滞っている開発者がいたら、上司の方を通して適宜フォローされています。
工数入力の準備を簡素化
TimeTracker上で標準のタスク構成（WBS）を定義されました。各プロジェクトは、定義されたタスク構成をテンプレートとして活用しており、プロジェクト開始と同時に、すぐに工数を入力できるよう工夫されています。
既存の帳票に実績工数を自動集計
TimeTrackerのAPI(*)を利用して、以前から使っていたExcel形式の帳票に実績工数を取り込んで自動集計し、月単位、プロジェクト単位で集計した実績工数を確認されています。
API : Application Programming Interfaceの略。ExcelのマクロなどからTimeTrackerのデータを取得･更新できる仕組み
導入後の効果
工数入力の負荷が軽減
TimeTrackerではマウスのドラッグ&ドロップ操作だけで簡単に工数が入力できるため、開発者から「入力の手間が減った」、「時間の短縮につながる」という声が上がっているそうです。
工数入力が定着
モニタリング機能で工数の入力状況をリアルタイムに確認しながらフォローすることで工数入力が定着し始め、以前より正確に実績工数が集まるようになったそうです。
工数入力の状況がすぐに確認でき、工数入力作業が定着し始めました。
開発効率や見積精度の向上につながる実績工数が蓄積
WBSをテンプレート化することにより、プロジェクト開始時に素早く準備できるようになりました。以前はプロジェクト単位での工数しか分かりませんでしたが、今ではWBSを標準化し、タスク単位で細かく入力できているため、各プロジェクトの成果物別の工数なども見えるようになりました。TimeTrackerにより、見積精度や開発効率の向上に活用できる実績工数が集まっているとのことです。
WBSをテンプレート化・標準化することで、効率が上がりました。
実績工数の集計作業がスピーディかつ正確に
工数集計作業を自動化することで、正確な情報を素早く手に入れ、アクションにつなげることができるようになってきました。また既存の帳票で集計した実績工数を確認できるようにしたため、従来と同じ方法で確認や分析が行なえるとのことです。
お客様のコメント
| 業種分類 | 電気機器業 |
|---|---|
| 事業内容 |
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| 事業紹介 | 1953年創業以来、記録再生技術を通じて産業の発展に貢献し、お客様の満足を超えるモノづくりを追求しつづけている。身近なオーディオ製品から産業材まで、幅広い分野で培ったアプリケーションノウハウと機能性に富むデザインを備えたオンリーワン製品をグローバルネットワークを通じて世界中のティアックファンに供給している。 |
| 導入部署 | 製品開発、生産技術、品質保証部門 |
| Webサイト | http://www.teac.co.jp/ |
お客様のコメント
何をするにも、時間を意識することが大事ですが、日々の業務に忙殺されると長続きしません。簡単操作が特徴であるTimeTrackerを使うことで、自然に時間を意識することができるようになれば、効率や見積精度も必然的に上がってくるものと信じています。
ティアック株式会社
開発技術推進本部 開発管理課 國方様