徹底活用テクニック
プランナー
既存プロジェクトのWBS構成を再利用する
プロジェクト計画を作成するにあたり、その都度WBSを一から構築するのは大変な作業です。同様の業務内容であれば作業の種類や流れも似通っているため、標準WBSをあらかじめ用意しておくのが便利です。それをテンプレートとしてWBSをコピーできます。また既存のプロジェクトもテンプレートとして活用できます。これならば、大規模なプロジェクトであってもスムーズにWBSを構築できますね。
また、複数プロジェクトで共通のWBSを利用することで、同一の基準で各プロジェクトを比較・評価でき、計画の作成や問題点の改善などに役立てることができます。過去の資産を有効に活用し、より効率的にプロジェクトを運用しましょう。
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01
[プロジェクトの選択]ダイアログからテンプレートとしてWBS構造を再利用するプロジェクトを選択します。終了済み・稼働中を問わず、登録済みのプロジェクトをテンプレートとして活用できます。
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02
WBSを選択し、計画テーブルの任意のノードへドラッグ&ドロップします。
テンプレートのプロジェクトから必要な部分のみをコピーできるため、複数プロジェクトのWBSを組み合わせることもできます。 -
03
ドロップ先のノードの下にテンプレートで選択したWBSが下位ノードも含めコピーされます。
後はリソース割り当てやスケジュール設定など計画に必要な情報を設定していきましょう。