徹底活用テクニック
ピボット分析
金額を千円単位で表示し、コスト情報を見やすくする
- 対象バージョン :
- TimeTracker FX 3.5 以降のProfessional Edition
TimeTracker FXにはコスト管理の仕組みがあり、コストの予実を簡単に集計することができます。ピボット分析を使うと、プロジェクト横断や組織単位といった粒度でも自在に集計できます。ただ、粒度が大きくなると金額も大きくなり、桁数が増えて見づらくなってしまいます。報告書などでも千円単位や百万円単位で記述することは一般的ですよね。
TimeTracker FXのピボット分析では、実際の金額に加え千円単位でも表示することができます。データをExcelなどにコピーして再計算するといった追加の手間が不要で、大きな金額であっても見やすい単位で画面上で確認できます。
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ピボット分析を使い、コストが超過しているプロジェクトや組織がないか分析します。
ここでは、出力テーブルに[リソース負荷]を使用します。
※コスト情報はどのテーブルでも出力できます。用途に合わせてテーブルを選択してください。 -
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各プロジェクトでコスト超過している組織を分析した例です。千円単位で表示することで、計画コストと実績コストを対比しやすくなりました。
このデータをExcelなどに直接コピーすれば、千円単位へ計算する手間もなく、そのまま再利用できますね。 -
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千円単位の表示はグラフでも適用されます。この例では、「L商品の開発」プロジェクトの開発1課の実績コストが計画コストを超過していることがわかります。