徹底活用テクニック
ピボット分析
ピボット分析でカスタムフィールドの値を集計する
- 対象バージョン :
- TimeTracker FX 3.5 Professional Edition以降
ピボット分析では、実績工数以外にもカスタムフィールドを集計対象に設定できます。カスタムフィールドはプロジェクト内で自由に定義して使用可能なフィールドであり、開始日・終了日や計画工数などと同様にノード単位で値を管理します。業務内容に応じてさまざまな用途でお使いいただいていますが、代表的なものとして「不具合件数」や「委託先工数」といった例があります。これらの情報が、工数や進捗率とともに管理できます。
このようなカスタムフィールドについて、プロジェクト単位での集計ならばプランナーでも十分可能です。そして、複数のプロジェクトやメンバーごとといった視点から集計する場合はピボット分析の出番になります。
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01
カスタムフィールドを集計対象とするには、ピボット分析のビューに使用するテーブルとして「すべてのタスク」を選択します。
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02
ピボットのグリッドをマウスで選択すると、その選択範囲に連動してピボットグラフが自動的に表示・更新されます。
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03
カスタムフィールド名はプロジェクトごとに定義される情報であるため、画面上では「数値1」というような表示になります。プロジェクト間で共通の定義を適用すると、複数プロジェクトの集計も便利になります。
上図では、「数値1」が「不具合件数」を示しています。