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データベースのログファイルを圧縮する

TimeTracker FXで使用するデータベースのログファイルは、ファイルサイズが増大しやすいので、各環境に合わせた方法で圧縮してください。

 

Server Managerで圧縮する

TimeTracker FX 2.5以降を利用されている方は、この方法を実施してください。

TimeTracker FXのServer Managerには、データベースを圧縮する機能がございます。

この機能を使用することで、SQL Serverのデータベース管理ツールを使用せずにTimeTracker FXのデータベースを圧縮できます。

データベースを圧縮する方法については、Server Managerヘルプの [ログファイルを圧縮する]をご覧ください。

 

SQL Server EnterpriseManagerで圧縮する

データベースにSQL Server 2000をご利用でTimeTracker FX 2.0をご利用の方は、この方法を実施してください。

TimeTracker FX 2.0でServer Managerを利用されている方は、[Server Managerで圧縮する]方法をご利用ください。

  1. Windows[スタート]-[すべてのプログラム]-[Microsoft SQL Server]-[Enterprise Manager]を選択します。

  2. 左側のツリーから、[コンソールルート]-[Microsoft SQL Servers]-[SQL Server グループ]-[対象のSQL Server]-[データベース]-[TimeTracker FXのデータベース]を選択します。

  3. 右クリックで表示されるメニューから[すべてのタスク]-[データベースの圧縮]を選択します。

  4. [データベースの圧縮]ダイアログを表示しますので、[ファイルの圧縮]内にある、[ファイル]をクリックします。

  5. [Shrink File]ダイアログを表示しますので、データベースファイルに、ログファイルを指定します。
    ログファイルの名前は、初期値ではデータベース名_logとなります。

  6. [ファイル詳細]でファイルの種類がLog Fileとなっていることを確認します。

  7. [圧縮操作]は[ページを圧縮後、ファイルから空き領域を切り詰める]を選択します。

  1. [OK]をクリックします。

  2. [ログファイルが正常に圧縮されました]と表示するので、[OK]をクリックします。

  3. [データベースの圧縮]ダイアログで[OK]をクリックします。

  4. [データベースは正常に圧縮されました]と表示するので、[OK]をクリックします。

 

SQL Server Management Studioで圧縮する

データベースにSQL Server 2005をご利用でTimeTracker FX 2.0をご利用の方は、この方法を実施してください。

TimeTracker FX 2.0でServer Managerを利用されている方は、[Server Managerで圧縮する]方法をご利用ください。

  1. Windows[スタート]-[すべてのプログラム]-[Microsoft SQL Server 2005]-[SQL Server Management Studio]を選択します。

  2. 左側のツリーから、[対象のSQL Server]-[データベース]-[TimeTracker FXのデータベース]を選択します。

  3. 右クリックで表示されるメニューから[タスク]-[圧縮]-[ファイル]を選択します。

  4. [ファイルの圧縮]ダイアログを表示しますので、[ファイルの種類]で「ログ」を選択します。

  5. [圧縮アクション]で[未使用領域を開放する]を選択して[OK]をクリックします。

 

OSQLユーティリティを利用して圧縮する

上記圧縮方法で問題が解決しない場合や、SQL ServerにMSDEもしくはSQL Server Expressをご使用の場合は、この方法を実施してください。

  1. [osqlユーティリティでデータベース(MSDE)に接続する方法]をご参照いただき、データベースに接続します。

  2. 無事接続できたら、以下のコマンドを入力します。

    BACKUP LOG データベース名 WITH NO_LOG
    go

  3. 手順2を実行後、Enterキーを入力します。

  4. 引き続き以下のコマンドを入力します。

    DBCC SHRINKDATABASE ('データベース名', 0)
    go

  5. 手順4を実行後、Enterキーを入力します。

  6. 引き続き以下のコマンドを入力して、Enterキーを入力します。

    exit

 

【実行例】

以下の環境の実行例です。

 

入力するコマンドの例

C:\>osql -S TT-SVR\TimeTracker -U sa -P admin

1>BACKUP LOG TimeTrackerFXDB WITH NO_LOG

2>go

1>DBCC SHRINKDATABASE ('TimeTrackerFXDB', 0)

2>go

 DbId      FileId            CurrentSize   MinimumSize  UsedPages     EstimatedPages

 ------ ----------- ----------- ----------- ----------- --------------

         5                   1             2432                 96             2408                   2408

         5                   2                63                 63                 56                      56

(2 行処理されました)

DBCC の実行が完了しました。DBCC がエラー メッセージを出力した場合は、システム

管理者に相談してください。

1>exit

 

C:\>