徹底活用テクニック
タイムシート
プロジェクトマネージャがプロジェクト管理に工数を確保できているか確認する
- 対象バージョン :
- TimeTracker FX 2.7 以降
プロジェクトマネージャの主な役割は管理するプロジェクトが目標を達成できるように管理・運営することですが、例えば作業の遅れを挽回するために開発作業に注力することで管理作業に十分時間が使えなかった場合、リスクや課題の対応が遅れて、プロジェクトの状況が悪化する可能性があります。
そこで、タイムシートのクイックレポートを活用しましょう。タイムシートのクイックレポートは実績工数をリアルタイムに集計するため、常に管理活動の比率を評価して活動が十分か否かを判断できます。また、ユーザごとに独自のレポートが作成できるため、自分が確認したい活動をすぐに評価できます。
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集計の分類は自由に設定できます。例えばプロジェクトの管理作業を集計する場合は、管理作業とその他いくつかの活動の分類を作成し、それらの分類に対象となるタスクを登録しましょう。
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タイムシートのクイックレポートは工数が入力されたタイミングで情報を更新します。集計結果を確認するためにわざわざ再集計する必要はありません。
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終業前など定期的に管理作業の比率を確認します。管理作業の比率が下がっていたら、管理作業に不十分な点がないか確認したり、他の作業を調整しましょう。