徹底活用テクニック
タイムシート
自分の仕事ぶりを振り返る
- 対象バージョン :
- TimeTracker FX 2.7 以降
タイムシートのクイックレポートで最も手軽かつ有効なのは、自分の仕事ぶりを振り返ることです。客観的に省みるのはなかなか難しいものですが、クイックレポートがあればいつでも気がついたときに振り返り、改善の端緒とできます。
例えば、自分の作業に手戻りが多いと感じた場合には、自分の仕事の進め方について傾向を調べてみましょう。
分析軸として「開発作業」「レビュー」「手戻り」などのグループを作成し、それぞれの実績工数について分布や比率を確認します。
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新しいレポートを作成し、[レビュー]、[修正・手戻り]、[管理]、[作り込み・作業]の4つのグループを作成します。
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実績をドラッグして各グループの集計項目として登録します。今回は外部仕様作成の実績を[作り込み・作業]、外部仕様レビューの実績を[レビュー]、外部仕様修正の実績を[修正・手戻り]のグループとして集計されるように登録します。[管理]グループには会議などの実績を登録します。
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実績工数の入力状況を見ると、レビュー後に必ず手戻り作業(赤色の実績)があるのがわかります。また比率のグラフからも手戻り工数が多いことがわかります。自分の作業に手戻りが多いことが明らかになりました。指摘の内容を確認し、手戻りの多い要因が何かを考えてみるなど、自主的な改善ができないか振り返ってみましょう。