徹底活用テクニック
タイムシート
工程ごとの工数推移を確認する
- 対象バージョン :
- TimeTracker FX 2.7 以降のProfessional Edition
クイックレポートでは、プロジェクトの作業工程ごとの工数について、指定した期間のデータを週や月単位で集計して推移グラフとして表示することができます。工数の推移が時系列で表示されるので、適切なタイミングで工数の投入ができているかなど直感的に確認することができます。
たとえば、クイックレポートで全体の工数比率ではバランス良く工数が投入できているように思えても、推移グラフで確認すると問題に気付くことがあります。
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01
[クイックレポート:詳細]ドッキングウインドウを表示するには、[表示]メニューの[ドッキングウインドウ]から[クイックレポート:詳細]を選択します。[クイックレポート:詳細]ドッキングウインドウは[クイックレポート]ドッキングウインドウが表示されている場合のみ利用できます。
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02
「開始日」「終了日」を変更することで、推移グラフの表示期間を自由に設定できます。[クイック設定]を利用すれば、今月や過去半年間などよく利用する期間を簡単に設定できます。推移グラフの集計単位は「週」または「月」から選択します。
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外部仕様(青)から設計(赤)、製作(緑)、テスト設計(明るい紫)、テスト実施(暗い紫)へと工数のピークが推移しており、週ごとに着手している工程が推移していることが分かります。
ところが、製作工程に入っている週で設計工数が多く投入されていたり、製作工程前の設計工数が少ないことが分かります。このことから、工程飛ばしによる手戻りが発生しているのではないかという分析ができます。