Web版+デスクトップ版インストール(1台のサーバーPCにまとめる)
概要
ここでは、1台のサーバーにTimeTracker NXのWeb版とデスクトップ版をインストールして、TimeTracker NXの環境を構築する手順を紹介します。
Web版とデスクトップ版を両方インストールすることで、必要な環境を最低限に抑えつつ、デスクトップ版のみの機能も利用したい場合に活用できます。
TimeTracker NXの構成については「インストールの概要」を確認してください。
構成イメージ
このページで構築した環境では、工数入力やプロジェクト管理など一通りの運用が、Web版だけでできます。
Web版での運用に加え、オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、デスクトップ版を利用します。
Web版とデスクトップ版を併用した場合の構成としては下図の環境になります。
デスクトップ版とWeb版それぞれのツール用にデータベースが存在します。
片方のツール操作により発生した変更をもう一方のデータベースに同期することで、一貫性を保持します。
準備する物
このページでサーバー環境を構築するにあたり、あらかじめ以下のものを準備してください。
- Windows Serverがインストールされたサーバーマシン
-
SQL Server
Note
TimeTracker NX のインストーラに同梱している SQL Server Express を利用する場合は、常に最新の更新プログラムを適用してください。
-
TimeTracker NXのインストーラー一式
(ダウンロードしたZIPファイルを展開したもの) - TimeTracker NXのライセンスキーが記載されたメール
(評価版の申し込み後や製品版のユーザー登録カードの送付後に届きます)
インストール方法
このページではサーバー上に環境を構築し、クライアントPCでTimeTracker NXを利用するまでの手順を紹介します。
全体の流れは以下のとおりです。
なお、TimeTracker NXのインストールでWindowsの再起動が必要になる場合があります。
TimeTracker NXをインストールする前に、対象のサーバーを利用するアプリケーションをすべて停止してください。
- デスクトップ版プログラムをサーバーにインストールする
- Web版プログラムをサーバーにインストールする
- クライアントPCからサーバーにアクセスする
1. デスクトップ版プログラムをサーバーにインストールする
まずはサーバーマシンに対して、Web版より先にデスクトップ版をインストールし、デスクトップ版用のデータベースを作成します。
その後、ダウンロードファイルの中にあるデスクトップ版のインストーラーを実行して、サーバーマシンにデスクトップ版をインストールします。
インストーラーを実行するとインストールウィザードが表示されるので、画面に従いインストールを進めてください。
インストール手順とデータベース作成手順の具体的な内容については、以下のドキュメントをご覧ください。
以下に注意点を記載します。
- データベース作成時に出力したサーバ設定ファイル(TimeTracker.config)は「2.3 Web版の初期設定をする」の手順で利用するので、出力先をメモに控えておいてください。
- Web版のデータベースと同期をとるために必要なので、この時点で任意のプロジェクトを1つ作成します。
プロジェクトの作成方法は、上記デスクトップ版セットアップ手順をご覧ください。
2. Web版プログラムをサーバーにインストールする
デスクトップ版のインストールが完了した後に、Web版をインストールします。
Web版は、サーバーマシンに構築したWebサーバーを利用します。
2.1 IISを有効にする
Windowsには、標準搭載のWebサーバーであるIIS(Internet Information Services)があり、TimeTracker NXではこのIISを利用します。
IISの機能はデフォルトでは無効になっているので、以下のリンク先にある「1.1 IISを有効にする」の手順でIISを有効にしてください。
Web版インストール(サーバー1台) - 1.1 IISを有効にする
2.2 Web版をインストールする
ダウンロードファイルの中にあるWeb版のインストーラー「TimeTrackerNXInstaller(バージョン番号).exe」を実行して、サーバーにWeb版をインストールします。
インストーラーを実行するとインストールウィザードが表示されるので、画面に従い以下の手順で進めてくださ。

- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[使用許諾契約]の画面で「使用許諾契約書のすべての条項に同意します」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[インストールタイプの選択]の画面で「新規インストール」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[セットアップタイプの選択]画面で「標準」を選択し、[次へ]をクリックする。

-
[Webサイトの選択]画面では、次の2つの選択肢からいずれかを選択し、[次へ]をクリックする。
-
既存のWebサイト
以下の場合に選択します。
-
TimeTracker NX以外にWebサイトやWebアプリケーションが存在しない場合
-
既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理(Webサイトの停止、再起動など)を共通にする場合
リストボックスからTimeTracker NXを登録するWebサイトを選択してください。
-
Webサイトを新規作成
既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理を分けたい場合に選択します。
新規に作成するWebサイトの名前(「http://」の後に続く文字列)を入力してください。

-
[Webアプリケーション情報の入力]画面で[Webアプリケーション名]に任意の文字列を入力して、[次へ]をクリックする。
Note
ここで設定したWebアプリケーション名が、「http://(Webサイト名)/」の後に続く文字列になります。

-
[通信プロトコルの選択]画面で、通信プロトコルを追加有無を選択して、[次へ]をクリックする。
「通信プロトコルを追加する」を選択した場合は、「http」または「https」のいずれかを選択して、ポート番号を指定してください。

-
[インストールフォルダの指定]でWeb版のインストール場所を指定して、[次へ]をクリックする。

-
[SQL Server Expressのインストールの選択]で「SQL Server Expressをインストールしない」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[データベースサーバの選択]画面で以下の情報を指定して、[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
データベースサーバ名
このサーバーのSQL Serverインスタンス
データベースサーバ管理者ユーザ名
上記データベースサーバに接続するSQL Serverの管理ユーザ名
データベースサーバ管理者パスワード
上記管理ユーザのパスワード
Note
データベースサーバの情報は、デスクトップ版でインストールしたSQL Serverの情報を入力してください。|
Note
[SQL Server Expressをインストールする]を選択し、SQL Server Expressを初期値のままインストールした場合、
SQL Serverの管理者アカウントは以下の設定になります。
アカウント
ログイン名
パスワード
SQL Server 管理者
sa
Administrator///
-
[データベースの作成]画面で、以下の項目を設定して[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
データベース名
作成するデータベースの名前
データベース管理者ユーザ名
データベースの管理者権限を持たせるSQL Serverのユーザ名
データベース管理者パスワード
上記ユーザのパスワード
パスワードの入力確認
「データベース管理者パスワード」で入力したパスワードを再入力
復旧モデルの種類
デフォルト(単純)のままにしておきます。
Note
ユーザー名とパスワードは Windowsが推奨する条件を満たすパスワードを入力してください。
条件を満たさない場合、インストール直後にエラーが生じる場合があります。
エラーが発生したときは、TimeTracker NXを再インストールしてください。
-
[Redisのインストールの選択]画面でRedisのインストール有無を選択し、[次へ]をクリックする。
Note
RedisはTimeTracker NXのレスポンスを向上させるためにインストールするアプリケーションです。
-
サーバーマシンにRedisがインストールされていない場合
「Redisをインストールする」を選択し、以下を設定してください。
* Redisにアクセスするポート番号
* データを保存するデータベースの識別に使用するデータベース番号
この場合、次の手順13は実施不要です。手順14以降を実施してください。
-
サーバーマシンにRedisがインストールされている場合
手順13以降を実施してください。
-
[Redisの接続情報の入力]画面で以下の項目を入力し、[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
ホスト名
Redisが稼働しているサーバのマシン名
ポート番号
Redisにアクセスするポートの番号
データベース番号
データを保存する先のデータベースを識別する番号
-
[TimeTracker FX 3.Xとの連携・移行の選択]画面で、「TimeTracker FX 3.Xと連携・移行する」を選択する。
[フォルダパス]に「サーバー向けデスクトップ版をインストールする」で控えたサーバ設定ファイルを指定して、[次へ]をクリックしてください。
Note
サーバ設定ファイルの既定の格納場所は以下のフォルダです。
C:\Program Files (x86)\Denso Create\TimeTracker FX
-
[インストール準備完了]画面で[インストール]をクリックする。
インストールが開始されるので、完了を待ちます。
-
インストールの完了画面で、URLのチェックボックスにチェックを入れたまま、[完了]をクリックする。
以上でサーバーマシンにWeb版がインストールされました。
この時点では、まだWeb版を利用することができません。
Web版を利用するために、次は初期設定を行います。
2.3 Web版の初期設定をする
サーバーマシンにWeb版プログラムをインストールした段階では、まだWeb版は利用できません。
Web版を利用できるようにするために、まずはシステム全体の設定(初期設定)を行います。
初期設定は[セットアップウィザード]の画面で実施します。
Note
Windowsを再起動するなどブラウザを閉じた場合は、デスクトップ上に存在する[TimeTracker NXセットアップウィザード]の
ショートカットをダブルクリックして下さい。

セットアップウィザードでは以下の内容を設定します。
- ライセンスキーの登録
- デスクトップ版データベースとの関連付け
- 管理者アカウントの登録
これらの設定をブラウザで表示したセットアップウィザードの画面に従って以下の手順で進めます。
- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[ライセンスキーの入力]画面で、Web版のライセンスキーを入力して[次へ]をクリックする。
Note
ライセンスキーは事前に送付したメールに記載しています。
ライセンスキーの入力は、コピー&ペーストで行うことを推奨します。
-
下の情報とメールに記載されたライセンス情報が一致することを確認後、[次へ]をクリックする。
-
プロダクトキー
-
ライセンス期間
-
組織情報
-
エディション
-
ライセンス数
-
[データベースの作成方法]画面で「TimeTracker FX 3.XとTimeTracker NXを両方とも利用する(相互連携)」を選択し、[次へ]をクリックする。
-
[管理ユーザーの登録]画面で、TimeTracker NXのシステム設定画面にログインできる管理者ユーザーのアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックする。
Note
システム設定画面では、アカウントや組織、役割の定義など、TimeTracker NXを利用するために必要な情報を設定します。
-
[データベース接続情報の入力]画面で、デスクトップ版のデータベースに対する接続情報(SQL Serverのログイン名、パスワード)を設定します。
-
[対象プロジェクトの選択]画面で、バージョンアップ後も使用するプロジェクトをチェックし、[次へ]をクリックする。
-
TimeTracker FXのデータベースに存在するプロジェクト一覧が表示されます。
-
プロジェクトが表示されない場合は、[クイック設定]で「すべて」を選択してください。
-
[工程分類・作業分類のマッピング]画面で、工程分類・作業分類をマッピングしたい場合は、それぞれの項目に「アクティビティ1」・「アクティビティ2」を設定し、[次へ]をクリックする。特にマッピングする予定がない場合は「なし」を設定し、[次へ]をクリックする。
Note
他のアクティビティを選択しても構いませんが、管理のしやすさから「アクティビティ1」・「アクティビティ2」の設定を推奨します。
-
[実行の確認]画面でセットアップ内容が表示されるので、データベースの作成内容と管理ユーザーの情報を確認して[実行]をクリックする。
-
[確認]ダイアログが表示されるので、[OK]をクリックする。
-
[セットアップの完了]画面が表示されるので、[管理画面へ移動]をクリックして次の手順に進む。
以上でサーバーマシンの準備が整いました。
Web版を利用するためには、ユーザーがログインできるようにユーザー情報を入力する必要があります。
次に案内する手順に従って、ユーザー情報の登録を行ってください。
2.4 ユーザー情報を登録する
これまでの手順ではまだ管理者のユーザー情報しか存在しないため、一般利用者はログインできません。
一般利用者もログインできるように、管理者がログインしてユーザー情報を登録しましょう。
管理者のログイン情報は「2.3 Web版の初期設定をする」で設定した管理ユーザです。
ユーザーがTimeTracker NXにログインできるようにするために必要な設定は以下の3点です。
この設定以外の項目については、必要になった時点で後から設定すれば問題ありません。
- 組織情報
- 権限情報(システムロール)
- ユーザー情報
具体的な設定方法については、TimeTracker NX ヘルプの以下のコンテンツをご確認ください。
これでクライアントPCからTimeTracker NXにログインできるようになりました。
引き続きクライアントPCからアクセスするには、以降の手順を参照してください。
3. クライアントPCからサーバーにアクセスする
クライアントPCからブラウザやデスクトップ版を利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。
3.1 ブラウザでWeb版を利用する
クライアントPCでWeb版を利用するには、ブラウザを起動して以下のURLにアクセスします。
- http://(TimeTracker NXのサーバーマシン名)/(Webアプリケーション名)/login
ログイン画面が表示されるので、「2.4 ユーザー情報を登録する」で登録したユーザー情報でログインします。
実績工数やプロジェクトの管理など一通りの操作はWeb版のみでできるので、次の手順を省略してTimeTracker NXの運用を始めることができます。
オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、次の手順を実施して、デスクトップ版をインストールします。
なお、デスクトップ版のインストールは後から行うこともできるので、必要なタイミングで実施してください。
3.2 デスクトップ版プログラムをクライアントPCにインストールする
デスクトップ版を利用するには、アプリケーションとしてクライアントPCにインストールする必要があります。
ダウンロードファイルの中にあるデスクトップ版インストーラーを実行して、インストールを開始します。
クライアント向けにデスクトップ版をインストールする手順の具体的な内容については、以下のドキュメントをご覧ください。
以上でTimeTracker NXにログインできました。
次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照頂き、機能や操作を確認してください。
まずはサーバーマシンに対して、Web版より先にデスクトップ版をインストールし、デスクトップ版用のデータベースを作成します。
その後、ダウンロードファイルの中にあるデスクトップ版のインストーラーを実行して、サーバーマシンにデスクトップ版をインストールします。
インストーラーを実行するとインストールウィザードが表示されるので、画面に従いインストールを進めてください。
インストール手順とデータベース作成手順の具体的な内容については、以下のドキュメントをご覧ください。
以下に注意点を記載します。
- データベース作成時に出力したサーバ設定ファイル(TimeTracker.config)は「2.3 Web版の初期設定をする」の手順で利用するので、出力先をメモに控えておいてください。
- Web版のデータベースと同期をとるために必要なので、この時点で任意のプロジェクトを1つ作成します。
プロジェクトの作成方法は、上記デスクトップ版セットアップ手順をご覧ください。
2. Web版プログラムをサーバーにインストールする
デスクトップ版のインストールが完了した後に、Web版をインストールします。
Web版は、サーバーマシンに構築したWebサーバーを利用します。
2.1 IISを有効にする
Windowsには、標準搭載のWebサーバーであるIIS(Internet Information Services)があり、TimeTracker NXではこのIISを利用します。
IISの機能はデフォルトでは無効になっているので、以下のリンク先にある「1.1 IISを有効にする」の手順でIISを有効にしてください。
Web版インストール(サーバー1台) - 1.1 IISを有効にする
2.2 Web版をインストールする
ダウンロードファイルの中にあるWeb版のインストーラー「TimeTrackerNXInstaller(バージョン番号).exe」を実行して、サーバーにWeb版をインストールします。
インストーラーを実行するとインストールウィザードが表示されるので、画面に従い以下の手順で進めてくださ。

- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[使用許諾契約]の画面で「使用許諾契約書のすべての条項に同意します」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[インストールタイプの選択]の画面で「新規インストール」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[セットアップタイプの選択]画面で「標準」を選択し、[次へ]をクリックする。

-
[Webサイトの選択]画面では、次の2つの選択肢からいずれかを選択し、[次へ]をクリックする。
-
既存のWebサイト
以下の場合に選択します。
-
TimeTracker NX以外にWebサイトやWebアプリケーションが存在しない場合
-
既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理(Webサイトの停止、再起動など)を共通にする場合
リストボックスからTimeTracker NXを登録するWebサイトを選択してください。
-
Webサイトを新規作成
既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理を分けたい場合に選択します。
新規に作成するWebサイトの名前(「http://」の後に続く文字列)を入力してください。

-
[Webアプリケーション情報の入力]画面で[Webアプリケーション名]に任意の文字列を入力して、[次へ]をクリックする。
Note
ここで設定したWebアプリケーション名が、「http://(Webサイト名)/」の後に続く文字列になります。

-
[通信プロトコルの選択]画面で、通信プロトコルを追加有無を選択して、[次へ]をクリックする。
「通信プロトコルを追加する」を選択した場合は、「http」または「https」のいずれかを選択して、ポート番号を指定してください。

-
[インストールフォルダの指定]でWeb版のインストール場所を指定して、[次へ]をクリックする。

-
[SQL Server Expressのインストールの選択]で「SQL Server Expressをインストールしない」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[データベースサーバの選択]画面で以下の情報を指定して、[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
データベースサーバ名
このサーバーのSQL Serverインスタンス
データベースサーバ管理者ユーザ名
上記データベースサーバに接続するSQL Serverの管理ユーザ名
データベースサーバ管理者パスワード
上記管理ユーザのパスワード
Note
データベースサーバの情報は、デスクトップ版でインストールしたSQL Serverの情報を入力してください。|
Note
[SQL Server Expressをインストールする]を選択し、SQL Server Expressを初期値のままインストールした場合、
SQL Serverの管理者アカウントは以下の設定になります。
アカウント
ログイン名
パスワード
SQL Server 管理者
sa
Administrator///
-
[データベースの作成]画面で、以下の項目を設定して[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
データベース名
作成するデータベースの名前
データベース管理者ユーザ名
データベースの管理者権限を持たせるSQL Serverのユーザ名
データベース管理者パスワード
上記ユーザのパスワード
パスワードの入力確認
「データベース管理者パスワード」で入力したパスワードを再入力
復旧モデルの種類
デフォルト(単純)のままにしておきます。
Note
ユーザー名とパスワードは Windowsが推奨する条件を満たすパスワードを入力してください。
条件を満たさない場合、インストール直後にエラーが生じる場合があります。
エラーが発生したときは、TimeTracker NXを再インストールしてください。
-
[Redisのインストールの選択]画面でRedisのインストール有無を選択し、[次へ]をクリックする。
Note
RedisはTimeTracker NXのレスポンスを向上させるためにインストールするアプリケーションです。
-
サーバーマシンにRedisがインストールされていない場合
「Redisをインストールする」を選択し、以下を設定してください。
* Redisにアクセスするポート番号
* データを保存するデータベースの識別に使用するデータベース番号
この場合、次の手順13は実施不要です。手順14以降を実施してください。
-
サーバーマシンにRedisがインストールされている場合
手順13以降を実施してください。
-
[Redisの接続情報の入力]画面で以下の項目を入力し、[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
ホスト名
Redisが稼働しているサーバのマシン名
ポート番号
Redisにアクセスするポートの番号
データベース番号
データを保存する先のデータベースを識別する番号
-
[TimeTracker FX 3.Xとの連携・移行の選択]画面で、「TimeTracker FX 3.Xと連携・移行する」を選択する。
[フォルダパス]に「サーバー向けデスクトップ版をインストールする」で控えたサーバ設定ファイルを指定して、[次へ]をクリックしてください。
Note
サーバ設定ファイルの既定の格納場所は以下のフォルダです。
C:\Program Files (x86)\Denso Create\TimeTracker FX
-
[インストール準備完了]画面で[インストール]をクリックする。
インストールが開始されるので、完了を待ちます。
-
インストールの完了画面で、URLのチェックボックスにチェックを入れたまま、[完了]をクリックする。
以上でサーバーマシンにWeb版がインストールされました。
この時点では、まだWeb版を利用することができません。
Web版を利用するために、次は初期設定を行います。
2.3 Web版の初期設定をする
サーバーマシンにWeb版プログラムをインストールした段階では、まだWeb版は利用できません。
Web版を利用できるようにするために、まずはシステム全体の設定(初期設定)を行います。
初期設定は[セットアップウィザード]の画面で実施します。
Note
Windowsを再起動するなどブラウザを閉じた場合は、デスクトップ上に存在する[TimeTracker NXセットアップウィザード]の
ショートカットをダブルクリックして下さい。

セットアップウィザードでは以下の内容を設定します。
- ライセンスキーの登録
- デスクトップ版データベースとの関連付け
- 管理者アカウントの登録
これらの設定をブラウザで表示したセットアップウィザードの画面に従って以下の手順で進めます。
- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[ライセンスキーの入力]画面で、Web版のライセンスキーを入力して[次へ]をクリックする。
Note
ライセンスキーは事前に送付したメールに記載しています。
ライセンスキーの入力は、コピー&ペーストで行うことを推奨します。
-
下の情報とメールに記載されたライセンス情報が一致することを確認後、[次へ]をクリックする。
-
プロダクトキー
-
ライセンス期間
-
組織情報
-
エディション
-
ライセンス数
-
[データベースの作成方法]画面で「TimeTracker FX 3.XとTimeTracker NXを両方とも利用する(相互連携)」を選択し、[次へ]をクリックする。
-
[管理ユーザーの登録]画面で、TimeTracker NXのシステム設定画面にログインできる管理者ユーザーのアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックする。
Note
システム設定画面では、アカウントや組織、役割の定義など、TimeTracker NXを利用するために必要な情報を設定します。
-
[データベース接続情報の入力]画面で、デスクトップ版のデータベースに対する接続情報(SQL Serverのログイン名、パスワード)を設定します。
-
[対象プロジェクトの選択]画面で、バージョンアップ後も使用するプロジェクトをチェックし、[次へ]をクリックする。
-
TimeTracker FXのデータベースに存在するプロジェクト一覧が表示されます。
-
プロジェクトが表示されない場合は、[クイック設定]で「すべて」を選択してください。
-
[工程分類・作業分類のマッピング]画面で、工程分類・作業分類をマッピングしたい場合は、それぞれの項目に「アクティビティ1」・「アクティビティ2」を設定し、[次へ]をクリックする。特にマッピングする予定がない場合は「なし」を設定し、[次へ]をクリックする。
Note
他のアクティビティを選択しても構いませんが、管理のしやすさから「アクティビティ1」・「アクティビティ2」の設定を推奨します。
-
[実行の確認]画面でセットアップ内容が表示されるので、データベースの作成内容と管理ユーザーの情報を確認して[実行]をクリックする。
-
[確認]ダイアログが表示されるので、[OK]をクリックする。
-
[セットアップの完了]画面が表示されるので、[管理画面へ移動]をクリックして次の手順に進む。
以上でサーバーマシンの準備が整いました。
Web版を利用するためには、ユーザーがログインできるようにユーザー情報を入力する必要があります。
次に案内する手順に従って、ユーザー情報の登録を行ってください。
2.4 ユーザー情報を登録する
これまでの手順ではまだ管理者のユーザー情報しか存在しないため、一般利用者はログインできません。
一般利用者もログインできるように、管理者がログインしてユーザー情報を登録しましょう。
管理者のログイン情報は「2.3 Web版の初期設定をする」で設定した管理ユーザです。
ユーザーがTimeTracker NXにログインできるようにするために必要な設定は以下の3点です。
この設定以外の項目については、必要になった時点で後から設定すれば問題ありません。
- 組織情報
- 権限情報(システムロール)
- ユーザー情報
具体的な設定方法については、TimeTracker NX ヘルプの以下のコンテンツをご確認ください。
これでクライアントPCからTimeTracker NXにログインできるようになりました。
引き続きクライアントPCからアクセスするには、以降の手順を参照してください。
3. クライアントPCからサーバーにアクセスする
クライアントPCからブラウザやデスクトップ版を利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。
3.1 ブラウザでWeb版を利用する
クライアントPCでWeb版を利用するには、ブラウザを起動して以下のURLにアクセスします。
- http://(TimeTracker NXのサーバーマシン名)/(Webアプリケーション名)/login
ログイン画面が表示されるので、「2.4 ユーザー情報を登録する」で登録したユーザー情報でログインします。
実績工数やプロジェクトの管理など一通りの操作はWeb版のみでできるので、次の手順を省略してTimeTracker NXの運用を始めることができます。
オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、次の手順を実施して、デスクトップ版をインストールします。
なお、デスクトップ版のインストールは後から行うこともできるので、必要なタイミングで実施してください。
3.2 デスクトップ版プログラムをクライアントPCにインストールする
デスクトップ版を利用するには、アプリケーションとしてクライアントPCにインストールする必要があります。
ダウンロードファイルの中にあるデスクトップ版インストーラーを実行して、インストールを開始します。
クライアント向けにデスクトップ版をインストールする手順の具体的な内容については、以下のドキュメントをご覧ください。
以上でTimeTracker NXにログインできました。
次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照頂き、機能や操作を確認してください。
Windowsには、標準搭載のWebサーバーであるIIS(Internet Information Services)があり、TimeTracker NXではこのIISを利用します。
IISの機能はデフォルトでは無効になっているので、以下のリンク先にある「1.1 IISを有効にする」の手順でIISを有効にしてください。
Web版インストール(サーバー1台) - 1.1 IISを有効にする
2.2 Web版をインストールする
ダウンロードファイルの中にあるWeb版のインストーラー「TimeTrackerNXInstaller(バージョン番号).exe」を実行して、サーバーにWeb版をインストールします。
インストーラーを実行するとインストールウィザードが表示されるので、画面に従い以下の手順で進めてくださ。

- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[使用許諾契約]の画面で「使用許諾契約書のすべての条項に同意します」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[インストールタイプの選択]の画面で「新規インストール」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[セットアップタイプの選択]画面で「標準」を選択し、[次へ]をクリックする。

-
[Webサイトの選択]画面では、次の2つの選択肢からいずれかを選択し、[次へ]をクリックする。
-
既存のWebサイト
以下の場合に選択します。
-
TimeTracker NX以外にWebサイトやWebアプリケーションが存在しない場合
-
既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理(Webサイトの停止、再起動など)を共通にする場合
リストボックスからTimeTracker NXを登録するWebサイトを選択してください。
-
Webサイトを新規作成
既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理を分けたい場合に選択します。
新規に作成するWebサイトの名前(「http://」の後に続く文字列)を入力してください。

-
[Webアプリケーション情報の入力]画面で[Webアプリケーション名]に任意の文字列を入力して、[次へ]をクリックする。
Note
ここで設定したWebアプリケーション名が、「http://(Webサイト名)/」の後に続く文字列になります。

-
[通信プロトコルの選択]画面で、通信プロトコルを追加有無を選択して、[次へ]をクリックする。
「通信プロトコルを追加する」を選択した場合は、「http」または「https」のいずれかを選択して、ポート番号を指定してください。

-
[インストールフォルダの指定]でWeb版のインストール場所を指定して、[次へ]をクリックする。

-
[SQL Server Expressのインストールの選択]で「SQL Server Expressをインストールしない」を選択して、[次へ]をクリックする。

-
[データベースサーバの選択]画面で以下の情報を指定して、[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
データベースサーバ名
このサーバーのSQL Serverインスタンス
データベースサーバ管理者ユーザ名
上記データベースサーバに接続するSQL Serverの管理ユーザ名
データベースサーバ管理者パスワード
上記管理ユーザのパスワード
Note
データベースサーバの情報は、デスクトップ版でインストールしたSQL Serverの情報を入力してください。|
Note
[SQL Server Expressをインストールする]を選択し、SQL Server Expressを初期値のままインストールした場合、
SQL Serverの管理者アカウントは以下の設定になります。
アカウント
ログイン名
パスワード
SQL Server 管理者
sa
Administrator///
-
[データベースの作成]画面で、以下の項目を設定して[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
データベース名
作成するデータベースの名前
データベース管理者ユーザ名
データベースの管理者権限を持たせるSQL Serverのユーザ名
データベース管理者パスワード
上記ユーザのパスワード
パスワードの入力確認
「データベース管理者パスワード」で入力したパスワードを再入力
復旧モデルの種類
デフォルト(単純)のままにしておきます。
Note
ユーザー名とパスワードは Windowsが推奨する条件を満たすパスワードを入力してください。
条件を満たさない場合、インストール直後にエラーが生じる場合があります。
エラーが発生したときは、TimeTracker NXを再インストールしてください。
-
[Redisのインストールの選択]画面でRedisのインストール有無を選択し、[次へ]をクリックする。
Note
RedisはTimeTracker NXのレスポンスを向上させるためにインストールするアプリケーションです。
-
サーバーマシンにRedisがインストールされていない場合
「Redisをインストールする」を選択し、以下を設定してください。
* Redisにアクセスするポート番号
* データを保存するデータベースの識別に使用するデータベース番号
この場合、次の手順13は実施不要です。手順14以降を実施してください。
-
サーバーマシンにRedisがインストールされている場合
手順13以降を実施してください。
-
[Redisの接続情報の入力]画面で以下の項目を入力し、[次へ]をクリックする。
設定項目
設定内容
ホスト名
Redisが稼働しているサーバのマシン名
ポート番号
Redisにアクセスするポートの番号
データベース番号
データを保存する先のデータベースを識別する番号
-
[TimeTracker FX 3.Xとの連携・移行の選択]画面で、「TimeTracker FX 3.Xと連携・移行する」を選択する。
[フォルダパス]に「サーバー向けデスクトップ版をインストールする」で控えたサーバ設定ファイルを指定して、[次へ]をクリックしてください。
Note
サーバ設定ファイルの既定の格納場所は以下のフォルダです。
C:\Program Files (x86)\Denso Create\TimeTracker FX
-
[インストール準備完了]画面で[インストール]をクリックする。
インストールが開始されるので、完了を待ちます。
-
インストールの完了画面で、URLのチェックボックスにチェックを入れたまま、[完了]をクリックする。
以上でサーバーマシンにWeb版がインストールされました。
この時点では、まだWeb版を利用することができません。
Web版を利用するために、次は初期設定を行います。
2.3 Web版の初期設定をする
サーバーマシンにWeb版プログラムをインストールした段階では、まだWeb版は利用できません。
Web版を利用できるようにするために、まずはシステム全体の設定(初期設定)を行います。
初期設定は[セットアップウィザード]の画面で実施します。
Note
Windowsを再起動するなどブラウザを閉じた場合は、デスクトップ上に存在する[TimeTracker NXセットアップウィザード]の
ショートカットをダブルクリックして下さい。

セットアップウィザードでは以下の内容を設定します。
- ライセンスキーの登録
- デスクトップ版データベースとの関連付け
- 管理者アカウントの登録
これらの設定をブラウザで表示したセットアップウィザードの画面に従って以下の手順で進めます。
- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[ライセンスキーの入力]画面で、Web版のライセンスキーを入力して[次へ]をクリックする。
Note
ライセンスキーは事前に送付したメールに記載しています。
ライセンスキーの入力は、コピー&ペーストで行うことを推奨します。
-
下の情報とメールに記載されたライセンス情報が一致することを確認後、[次へ]をクリックする。
-
プロダクトキー
-
ライセンス期間
-
組織情報
-
エディション
-
ライセンス数
-
[データベースの作成方法]画面で「TimeTracker FX 3.XとTimeTracker NXを両方とも利用する(相互連携)」を選択し、[次へ]をクリックする。
-
[管理ユーザーの登録]画面で、TimeTracker NXのシステム設定画面にログインできる管理者ユーザーのアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックする。
Note
システム設定画面では、アカウントや組織、役割の定義など、TimeTracker NXを利用するために必要な情報を設定します。
-
[データベース接続情報の入力]画面で、デスクトップ版のデータベースに対する接続情報(SQL Serverのログイン名、パスワード)を設定します。
-
[対象プロジェクトの選択]画面で、バージョンアップ後も使用するプロジェクトをチェックし、[次へ]をクリックする。
-
TimeTracker FXのデータベースに存在するプロジェクト一覧が表示されます。
-
プロジェクトが表示されない場合は、[クイック設定]で「すべて」を選択してください。
-
[工程分類・作業分類のマッピング]画面で、工程分類・作業分類をマッピングしたい場合は、それぞれの項目に「アクティビティ1」・「アクティビティ2」を設定し、[次へ]をクリックする。特にマッピングする予定がない場合は「なし」を設定し、[次へ]をクリックする。
Note
他のアクティビティを選択しても構いませんが、管理のしやすさから「アクティビティ1」・「アクティビティ2」の設定を推奨します。
-
[実行の確認]画面でセットアップ内容が表示されるので、データベースの作成内容と管理ユーザーの情報を確認して[実行]をクリックする。
-
[確認]ダイアログが表示されるので、[OK]をクリックする。
-
[セットアップの完了]画面が表示されるので、[管理画面へ移動]をクリックして次の手順に進む。
以上でサーバーマシンの準備が整いました。
Web版を利用するためには、ユーザーがログインできるようにユーザー情報を入力する必要があります。
次に案内する手順に従って、ユーザー情報の登録を行ってください。
2.4 ユーザー情報を登録する
これまでの手順ではまだ管理者のユーザー情報しか存在しないため、一般利用者はログインできません。
一般利用者もログインできるように、管理者がログインしてユーザー情報を登録しましょう。
管理者のログイン情報は「2.3 Web版の初期設定をする」で設定した管理ユーザです。
ユーザーがTimeTracker NXにログインできるようにするために必要な設定は以下の3点です。
この設定以外の項目については、必要になった時点で後から設定すれば問題ありません。
- 組織情報
- 権限情報(システムロール)
- ユーザー情報
具体的な設定方法については、TimeTracker NX ヘルプの以下のコンテンツをご確認ください。
これでクライアントPCからTimeTracker NXにログインできるようになりました。
引き続きクライアントPCからアクセスするには、以降の手順を参照してください。
3. クライアントPCからサーバーにアクセスする
クライアントPCからブラウザやデスクトップ版を利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。
3.1 ブラウザでWeb版を利用する
クライアントPCでWeb版を利用するには、ブラウザを起動して以下のURLにアクセスします。
- http://(TimeTracker NXのサーバーマシン名)/(Webアプリケーション名)/login
ログイン画面が表示されるので、「2.4 ユーザー情報を登録する」で登録したユーザー情報でログインします。
実績工数やプロジェクトの管理など一通りの操作はWeb版のみでできるので、次の手順を省略してTimeTracker NXの運用を始めることができます。
オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、次の手順を実施して、デスクトップ版をインストールします。
なお、デスクトップ版のインストールは後から行うこともできるので、必要なタイミングで実施してください。
3.2 デスクトップ版プログラムをクライアントPCにインストールする
デスクトップ版を利用するには、アプリケーションとしてクライアントPCにインストールする必要があります。
ダウンロードファイルの中にあるデスクトップ版インストーラーを実行して、インストールを開始します。
クライアント向けにデスクトップ版をインストールする手順の具体的な内容については、以下のドキュメントをご覧ください。
以上でTimeTracker NXにログインできました。
次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照頂き、機能や操作を確認してください。
ダウンロードファイルの中にあるWeb版のインストーラー「TimeTrackerNXInstaller(バージョン番号).exe」を実行して、サーバーにWeb版をインストールします。
インストーラーを実行するとインストールウィザードが表示されるので、画面に従い以下の手順で進めてくださ。
- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[使用許諾契約]の画面で「使用許諾契約書のすべての条項に同意します」を選択して、[次へ]をクリックする。
-
[インストールタイプの選択]の画面で「新規インストール」を選択して、[次へ]をクリックする。
-
[セットアップタイプの選択]画面で「標準」を選択し、[次へ]をクリックする。
-
[Webサイトの選択]画面では、次の2つの選択肢からいずれかを選択し、[次へ]をクリックする。
-
既存のWebサイト
以下の場合に選択します。
- TimeTracker NX以外にWebサイトやWebアプリケーションが存在しない場合
- 既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理(Webサイトの停止、再起動など)を共通にする場合
-
Webサイトを新規作成
既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理を分けたい場合に選択します。
新規に作成するWebサイトの名前(「http://」の後に続く文字列)を入力してください。
-
既存のWebサイト
-
[Webアプリケーション情報の入力]画面で[Webアプリケーション名]に任意の文字列を入力して、[次へ]をクリックする。
Note
ここで設定したWebアプリケーション名が、「http://(Webサイト名)/」の後に続く文字列になります。
-
[通信プロトコルの選択]画面で、通信プロトコルを追加有無を選択して、[次へ]をクリックする。
「通信プロトコルを追加する」を選択した場合は、「http」または「https」のいずれかを選択して、ポート番号を指定してください。 -
[インストールフォルダの指定]でWeb版のインストール場所を指定して、[次へ]をクリックする。
-
[SQL Server Expressのインストールの選択]で「SQL Server Expressをインストールしない」を選択して、[次へ]をクリックする。
-
[データベースサーバの選択]画面で以下の情報を指定して、[次へ]をクリックする。
設定項目 設定内容 データベースサーバ名 このサーバーのSQL Serverインスタンス データベースサーバ管理者ユーザ名 上記データベースサーバに接続するSQL Serverの管理ユーザ名 データベースサーバ管理者パスワード 上記管理ユーザのパスワード Note
データベースサーバの情報は、デスクトップ版でインストールしたSQL Serverの情報を入力してください。|
Note
[SQL Server Expressをインストールする]を選択し、SQL Server Expressを初期値のままインストールした場合、
SQL Serverの管理者アカウントは以下の設定になります。アカウント ログイン名 パスワード SQL Server 管理者 sa Administrator/// [データベースの作成]画面で、以下の項目を設定して[次へ]をクリックする。
設定項目 設定内容 データベース名 作成するデータベースの名前 データベース管理者ユーザ名 データベースの管理者権限を持たせるSQL Serverのユーザ名 データベース管理者パスワード 上記ユーザのパスワード パスワードの入力確認 「データベース管理者パスワード」で入力したパスワードを再入力 復旧モデルの種類 デフォルト(単純)のままにしておきます。 Note
ユーザー名とパスワードは Windowsが推奨する条件を満たすパスワードを入力してください。
条件を満たさない場合、インストール直後にエラーが生じる場合があります。
エラーが発生したときは、TimeTracker NXを再インストールしてください。
[Redisのインストールの選択]画面でRedisのインストール有無を選択し、[次へ]をクリックする。
Note
RedisはTimeTracker NXのレスポンスを向上させるためにインストールするアプリケーションです。
-
サーバーマシンにRedisがインストールされていない場合
「Redisをインストールする」を選択し、以下を設定してください。
* Redisにアクセスするポート番号
* データを保存するデータベースの識別に使用するデータベース番号
この場合、次の手順13は実施不要です。手順14以降を実施してください。 -
サーバーマシンにRedisがインストールされている場合
手順13以降を実施してください。
[Redisの接続情報の入力]画面で以下の項目を入力し、[次へ]をクリックする。
設定項目 設定内容 ホスト名 Redisが稼働しているサーバのマシン名 ポート番号 Redisにアクセスするポートの番号 データベース番号 データを保存する先のデータベースを識別する番号 [TimeTracker FX 3.Xとの連携・移行の選択]画面で、「TimeTracker FX 3.Xと連携・移行する」を選択する。
[フォルダパス]に「サーバー向けデスクトップ版をインストールする」で控えたサーバ設定ファイルを指定して、[次へ]をクリックしてください。Note
サーバ設定ファイルの既定の格納場所は以下のフォルダです。
C:\Program Files (x86)\Denso Create\TimeTracker FX[インストール準備完了]画面で[インストール]をクリックする。
インストールが開始されるので、完了を待ちます。インストールの完了画面で、URLのチェックボックスにチェックを入れたまま、[完了]をクリックする。
以上でサーバーマシンにWeb版がインストールされました。
この時点では、まだWeb版を利用することができません。
Web版を利用するために、次は初期設定を行います。2.3 Web版の初期設定をするサーバーマシンにWeb版プログラムをインストールした段階では、まだWeb版は利用できません。
Web版を利用できるようにするために、まずはシステム全体の設定(初期設定)を行います。
初期設定は[セットアップウィザード]の画面で実施します。Note
Windowsを再起動するなどブラウザを閉じた場合は、デスクトップ上に存在する[TimeTracker NXセットアップウィザード]の
ショートカットをダブルクリックして下さい。セットアップウィザードでは以下の内容を設定します。
- ライセンスキーの登録
- デスクトップ版データベースとの関連付け
- 管理者アカウントの登録
これらの設定をブラウザで表示したセットアップウィザードの画面に従って以下の手順で進めます。
- 最初の画面で[次へ]をクリックする。
-
[ライセンスキーの入力]画面で、Web版のライセンスキーを入力して[次へ]をクリックする。
Note
ライセンスキーは事前に送付したメールに記載しています。
ライセンスキーの入力は、コピー&ペーストで行うことを推奨します。
-
下の情報とメールに記載されたライセンス情報が一致することを確認後、[次へ]をクリックする。
- プロダクトキー
- ライセンス期間
- 組織情報
- エディション
- ライセンス数
-
[データベースの作成方法]画面で「TimeTracker FX 3.XとTimeTracker NXを両方とも利用する(相互連携)」を選択し、[次へ]をクリックする。
-
[管理ユーザーの登録]画面で、TimeTracker NXのシステム設定画面にログインできる管理者ユーザーのアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックする。
Note
システム設定画面では、アカウントや組織、役割の定義など、TimeTracker NXを利用するために必要な情報を設定します。
[データベース接続情報の入力]画面で、デスクトップ版のデータベースに対する接続情報(SQL Serverのログイン名、パスワード)を設定します。
[対象プロジェクトの選択]画面で、バージョンアップ後も使用するプロジェクトをチェックし、[次へ]をクリックする。
- TimeTracker FXのデータベースに存在するプロジェクト一覧が表示されます。
- プロジェクトが表示されない場合は、[クイック設定]で「すべて」を選択してください。
[工程分類・作業分類のマッピング]画面で、工程分類・作業分類をマッピングしたい場合は、それぞれの項目に「アクティビティ1」・「アクティビティ2」を設定し、[次へ]をクリックする。特にマッピングする予定がない場合は「なし」を設定し、[次へ]をクリックする。
Note
他のアクティビティを選択しても構いませんが、管理のしやすさから「アクティビティ1」・「アクティビティ2」の設定を推奨します。
[実行の確認]画面でセットアップ内容が表示されるので、データベースの作成内容と管理ユーザーの情報を確認して[実行]をクリックする。
[確認]ダイアログが表示されるので、[OK]をクリックする。
[セットアップの完了]画面が表示されるので、[管理画面へ移動]をクリックして次の手順に進む。
以上でサーバーマシンの準備が整いました。
Web版を利用するためには、ユーザーがログインできるようにユーザー情報を入力する必要があります。
次に案内する手順に従って、ユーザー情報の登録を行ってください。2.4 ユーザー情報を登録するこれまでの手順ではまだ管理者のユーザー情報しか存在しないため、一般利用者はログインできません。
一般利用者もログインできるように、管理者がログインしてユーザー情報を登録しましょう。管理者のログイン情報は「2.3 Web版の初期設定をする」で設定した管理ユーザです。
ユーザーがTimeTracker NXにログインできるようにするために必要な設定は以下の3点です。
この設定以外の項目については、必要になった時点で後から設定すれば問題ありません。- 組織情報
- 権限情報(システムロール)
- ユーザー情報
具体的な設定方法については、TimeTracker NX ヘルプの以下のコンテンツをご確認ください。
これでクライアントPCからTimeTracker NXにログインできるようになりました。
引き続きクライアントPCからアクセスするには、以降の手順を参照してください。
3. クライアントPCからサーバーにアクセスする
クライアントPCからブラウザやデスクトップ版を利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。
3.1 ブラウザでWeb版を利用するクライアントPCでWeb版を利用するには、ブラウザを起動して以下のURLにアクセスします。
- http://(TimeTracker NXのサーバーマシン名)/(Webアプリケーション名)/login
ログイン画面が表示されるので、「2.4 ユーザー情報を登録する」で登録したユーザー情報でログインします。
実績工数やプロジェクトの管理など一通りの操作はWeb版のみでできるので、次の手順を省略してTimeTracker NXの運用を始めることができます。オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、次の手順を実施して、デスクトップ版をインストールします。
なお、デスクトップ版のインストールは後から行うこともできるので、必要なタイミングで実施してください。3.2 デスクトップ版プログラムをクライアントPCにインストールするデスクトップ版を利用するには、アプリケーションとしてクライアントPCにインストールする必要があります。
ダウンロードファイルの中にあるデスクトップ版インストーラーを実行して、インストールを開始します。クライアント向けにデスクトップ版をインストールする手順の具体的な内容については、以下のドキュメントをご覧ください。
以上でTimeTracker NXにログインできました。
次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照頂き、機能や操作を確認してください。