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TimeTracker NX インストール前のご確認事項

概要

本ページでは、初めてTimeTracker NXをインストールされる方や、既存の環境を最新バージョンに更新される方を対象に、それぞれのケースに適したインストール手順をご案内します。

  • サーバーPCの構成
    TimeTracker NXでは、必要に応じて1台のサーバーPCでの運用から複数台での運用まで、様々な運用形態が可能です。
    具体的な運用形態について以下にご紹介します。
    ご自身の運用や用途に適したインストール手順をご確認ください。

  • データベースサーバー
    TimeTracker NX には、無償版の SQL Server Express Edition を同梱しています。
    この Edition を使用する場合は、機能の制約により、注意すべき点があります。
    以下に注意事項をまとめたページをご案内いたしますので、ご利用する際はご確認をお願い致します。

    Note

    TimeTracker NX のインストーラに同梱している SQL Server Express を利用する場合は、常に最新の更新プログラムを適用してください。

運用形態

TimeTracker NXでは、サーバー構成について主に以下のパターンがあります。
それぞれの内容について以下に紹介しますので、想定される運用に適した構成をご検討ください。

No. サーバー構成 概要
1 1台のサーバーで運用する 1台のサーバーPCで運用する
2 複数台のサーバーで運用する Webサーバーとデータベースサーバーを個々のPCに用意して運用する

1. 1台のサーバーで運用する

以下のような場合におすすめします。

  • 小規模で運用する
  • シンプルな構成で管理する

この運用はもっともシンプルな運用になります。TimeTracker NXは、工数入力やプロジェクト管理、分析などひととおりの運用を1台のサーバーPCで完結します。
Webサーバーとデータベースサーバーを1台のサーバーPCでまとめて運用する場合に、この運用形態になります。

運用イメージとしては下図の様な環境になります。
version-up_04_11.png

2. 複数台のサーバーで運用する

以下のような場合におすすめします。

  • 1000名以上の大規模な運用をする
  • サーバー1台での運用ではサーバーマシンのスペックが不足する

1000名以上での大規模な運用など、Webサーバーとデータベースサーバーを1台のサーバーで運用するにはサーバーの負荷が高くなりすぎるような場合に、Webサーバーとデータベースサーバーを別々のサーバーに分ける運用をお勧めします。

Note

サーバーPCのスペックを上げる案もありますが、費用対効果や今後の拡張性(ライセンス数増加)を考え、複数のサーバーPCで分散する方法もございます。
サーバーPC1台あたりの負荷が下がるため、同じ規模の人数で利用する場合は、1台で運用する場合に比べて、それぞれのサーバーのスペックを低く抑えることができます。

運用イメージとしては、以下の図になります。
version-up_04_12.png