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アンインストール

概要

Web版のみを運用している環境において、Web版をサーバーマシンからアンインストールする手順を説明します。Web版を再インストールする場合や、Web版を他のサーバーマシンに移行した後に、旧サーバーマシンを初期化する場合にも、本手順に従いWeb版をアンインストールします。

手順としては、「1 Web版をアンインストールする」にて、Web版で追加されたデータの削除とWeb版のプログラムのアンインストールをします。その後で、「2 TimeTracker NXで利用するツールをアンインストールする」にて、必要に応じて関連するツールをアンインストールします。

Note

TimeTracker NX 4.0をアンインストールする場合は、インストールしたユーザーと同一ユーザーで実施してください。
その際は、ユーザーのドメインなどの設定も同一である必要があります。

1 Web版をアンインストールする

Web版をセットアップする際に作成したデータベースを削除し、Web版のプログラムをアンインストールします。

1-1. データベースサーバーからデータベースを削除する

データベースサーバーからWeb版のデータベースを削除する手順を紹介します。なお、Web版のデータベースを削除するためには、あらかじめSQL Server Management Studioをインストールする必要があります。

  1. SQL Server Management Studioを起動し、TimeTracker NX用のデータベースに接続する。
    SQL Serverのインストール時に指定した管理者ユーザーの情報を指定してログインします。
  2. 画面左の[オブジェクトエクスプローラー]のツリーを開き、
    [データベース]‐[(TimeTracker NX用のデータベース名)]を選択する。
    既定のデータベース名は「TimeTrackerNX」です。
  3. データベース名を選択した状態で右クリックする。
  4. 表示されたメニューから[削除]を実行する。
    version-up_04_14.png
  5. [オブジェクトの削除]ダイアログ上の[既存の接続を閉じる]をチェックする。
  6. [オブジェクトの削除]ダイアログ上に選択したデータベースが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックする。
  7. [オブジェクト エクスプローラー]から、[セキュリティ]‐[ログイン]‐[(データベース管理ユーザー)]を右クリックする。既定の管理ユーザー名は「timetrackernx_user」です。
  8. 表示されるメニューから[削除]を選択する。
    version-up_04_09.png
  9. [オブジェクトの削除]ダイアログが表示されるので、[OK]をクリックして削除する。

1-2. WebサーバーからRedisのデータを削除する

Redisに含まれるTimeTracker NXの情報を削除する手順を紹介します。操作はWebサーバー上で行います。

  1. Redisクライアントを起動する。
    Redisクライアントはデフォルトでは以下の場所にあります。
    C:\Program Files\Redis\redis-cli.exe
  2. 表示されるコンソール画面で以下のコマンドを実行します。

    flushall
    

    Redisを他のアプリケーションと共用している場合は、TimeTracker NXのインストール時に設定したRedisのDB番号を使用して、以下2つのコマンドを実行します。

    select RedisのDB番号  
    flushdb
    

    Note

    RedisのDB番号は、TimeTracker NXのインストールフォルダ内に存在するWeb.configファイル内に以下のように示されています。

    add key="RedisDbNumber" value="1" 
    
    ※この場合、RedisのDB番号は「1」になります。

  3. コンソール画面を閉じます。

1-3.WebサーバーからWeb版のプログラムをアンインストールする

WebサーバーからWeb版のプログラムをアンインストールする手順を紹介します。

  1. [コントロールパネル]-[プログラムのアンインストール]にて「TimeTracker NX」を選択する。
  2. [アンインストールと変更]をクリックする。
    version-up_04_01.png
  3. TimeTracker NX のインストールウィザードが表示されるので、[次へ]をクリックする。
    version-up_04_02.png
  4. [プログラムの保守]の画面で[削除]のアイコンを選択する。
    version-up_04_03.png
  5. [TimeTracker NXの削除]の画面で、[削除]をクリックしてTimeTracker NXをアンインストールする。

2 TimeTracker NXで利用するツールをアンインストールする

Web版で利用しているツールなどを必要に応じてアンインストールします。他のアプリケーションで利用していない場合は、アンインストールします。他のアプリケーションで利用している場合は、アンインストールする必要はありません。

2-1. データベースサーバーからSQL Serverをアンインストールする

データベースサーバーからSQL Serverをアンインストールする手順を紹介します。

  1. [コントロールパネル]-[プログラムのアンインストール]にて「Microsoft SQL Server」を選択する。
  2. [アンインストール]をクリックする。
    他のツールでもSQL Serverを利用している場合は、TimeTracker FX用に作成したインスタンスのみ削除する。
    version-up_08_01.png

2-2. WebサーバーからRedisをアンインストールする

WebサーバーからRedisをアンインストールする手順を紹介します。

  1. [コントロールパネル]-[プログラムのアンインストール]にて「Redis on Windows」を選択する。
  2. [アンインストール]をクリックする。
    アンインストールを確認するダイアログが表示されるので、[はい]をクリックする。

2-3. WebサーバーのIISを無効にする

WebサーバーのIISを無効にする手順を紹介します。

  1. [サーバーマネージャー]-[ダッシュボード]で[役割と機能の追加]をクリックする。
  2. [役割と機能の追加ウィザード]が起動し[開始する前に]が表示されるので、[役割と機能の削除ウィザードの起動]をクリックする。
    version-up_04_04.png
  3. [役割と機能の削除ウィザード]に切り替わるので、[次へ]をクリックする。
  4. [対象サーバーの選択]画面で以下の項目を選択し、[次へ]をクリックする。

    • 「サーバープールからサーバーを選択」
    • [サーバープール]に表示された本サーバーマシンの名前

    version-up_04_05.png
    5. [サーバーの役割の削除]画面で[Web サーバー (IIS)]のチェックを外して、[次へ]をクリックする。
    version-up_04_06.png
    6. [機能の削除]画面では、そのまま[次へ]をクリックする。
    7. [削除オプションの確認]画面では「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」にチェックして、[削除]をクリックする。自動的に再起動してもよいか確認のダイアログが表示されるので、[はい]をクリックする。
    version-up_04_07.png
    8. [削除の進行状況]画面で、[機能の削除]にて機能が正常に完了したことを確認して、[閉じる]をクリックする。
    version-up_04_08.png