メンバーの負荷状況を確認する
概要
リソース(担当者)の負荷を確認することができます。プロジェクトや組織を横断してメンバーの負荷状況(計画工数・実績工数)を表示します。今後仕事を割り振りたいメンバーの業務割り当て状況を確認したり、現在負荷が高くなっているメンバーの有無を確認するのに便利です。リソース負荷に関して、以下の内容を説明します。
Note
Standard Editionでは、本機能は利用できません。
No. | 機能 | 説明 |
---|---|---|
1 | 計画の負荷を表示する | リソースの計画工数を表示し、計画の負荷を確認する。 |
2 | 実績の負荷を表示する | リソースの実績工数を表示し、実績の負荷を確認する。 |
リソース負荷を表示するには、対象プロジェクトを開き、ローカルナビの[リソース負荷]①をクリックします。
Note
ログインユーザーの権限により、リソース負荷画面を表示できない場合があります。また、画面に表示されるデータの範囲をリソース負荷の権限に依存させるかどうかは、システム管理者が設定することができます。
計画の負荷を表示する
計画の負荷をリソースごとに確認することができます。計画の負荷は、その人がリソースとして割り当てられた末端のタスクごとに、計画工数を期間で日割りした1日当たりの工数を積み上げて表示します。リソースの計画工数を一覧で表示することで、負荷の高いリソースの作業を分散したり、リソースの空き時間に作業を割り当てたりするなど、計画を調整する際の参考情報として役立てることができます。
Note
リソースとして割り当てられたグループの計画工数は、対象になりません。
Note
末端アイテムの計画工数を集計対象とするため、親アイテムの計画工数を直接入力しても集計されません。 そのため、親アイテムと子アイテムの両方に計画工数を設定した場合、ワークアイテム画面の計画工数の合計値と 値が異なる可能性がありますので、ご注意ください。
操作手順
- 対象プロジェクトを開く。
- ローカルナビの[リソース負荷]アイコンをクリックする。
- [計画負荷]アイコン①をクリックする。
-
以下の表示条件を指定する。
-
期間②
指定した期間の工数を対象に集計する。 -
単位③
No. 単位 説明 1 日 日ごとに工数を表示する。 2 週 週ごとに工数を表示する。 3 月 月ごとに工数を表示する。 -
粒度④
No. 粒度 説明 1 ユーザーごとに集計 ユーザーごとに工数を表示する。 2 プロジェクトごとに集計 ユーザーごとに工数を表示し、その内訳をプロジェクトごとに表示する。
-
プロジェクトごとに集計した場合は以下のように表示されます。
プロジェクトを表示する手順は以下のとおりです。
1. [プロジェクトごとに集計]アイコン①をクリックする。
2. 各リソースの左にある[>]アイコン②をクリックする。
実績の負荷を表示する
各メンバーの実績の負荷(実績工数)を確認することができます。リソースの実績工数を一覧で表示することで、負荷の高いリソースの作業を分散したり、負荷の低いリソースに作業を割り当てたりするなど、現状に合わせて計画を調整する際の参考情報として役立てることができます。実績の負荷は色で視覚的に確認することができます。
操作手順
- 「計画の負荷を表示する」の手順1~2に従って操作する。
- [実績負荷]アイコン①をクリックする。
- 「計画の負荷を表示する」の手順4に従って操作する。
実績の負荷も計画の負荷と同様に、[プロジェクトごとに集計]アイコンをクリックすることで、プロジェクトごとに集計した値を表示できます。
Note
実績の負荷を色分けするには、[リソース負荷表示の設定]アイコン①をクリックして、[リソース負荷表示の設定]ダイアログで指定します。