Skip to content

アイテムタイプを管理する

概要

アイテムタイプは、プロジェクトを構成するワークアイテムの種類を定義したものです。既定ではタスクとパッケージの２種類がありますが、プロジェクトの管理対象に応じて任意のタイプを追加することが可能です。
例えば、要求管理や不具合管理の目的で「要求」や「不具合」というアイテムタイプを定義することで、それぞれの内容に最適化した形でプロジェクトの運営が可能になります。アイテムタイプごとに、以下の設定がカスタマイズ可能です。

  • 工程分類・作業分類の選択肢
  • 利用するフィールド
  • アイテムプロパティの画面レイアウト
  • ステータスの選択肢

設定例：アイテムタイプ「要求」のプロパティ画像

設定例：アイテムタイプ「不具合」のプロパティ画像

アイテムタイプ利用の流れ

アイテムタイプは、プロファイルの一部として管理されます。したがって、アイテムタイプを独自に定義し利用するためには、以下の流れで設定する必要があります。

  1. システムでアイテムタイプを登録する。
  2. プロファイルで利用するアイテムタイプを定義する。
  3. 定義したプロファイルを使用してプロジェクトを作成する。
    または、プロジェクトが適用しているプロファイルを更新する。

Note

定義したアイテムタイプを利用するプロファイルについては、「プロファイルを管理する」をご覧ください。
また、プロジェクトの作成については「プロジェクトを定義する」を、プロジェクトが適用しているプロファイルの更新については「プロファイルの設定を変更する」をご覧ください。

機能の紹介

アイテムタイプの管理に関連して、以下の機能を説明します。

No. 機能 説明
1 アイテムタイプを追加する 独自に定義したアイテムタイプを追加する。
2 アイテムタイプをプロファイルに登録する 管理するアイテムタイプをプロファイルに登録して利用できるようにします。
3 アイテムタイプを削除する 不要になったアイテムタイプを削除する。
4 アイテムタイプを復元する 削除したアイテムタイプを復元する。
5 アイテムタイプを変更する 既存のアイテムタイプの設定内容を変更する。

共通手順

アイテムタイプを管理するにあたり、共通の前提として以下の操作をまず行います。

  1. TimeTracker NXのグローバルナビでログイン名をクリックする。

  2. ［システム設定］を選択する。

  3. ローカルナビの［アイテムタイプ］をクリックする。

  4. 左のメニューから［ワークアイテム］を選択する。

アイテムタイプを追加する

要求管理や不具合管理など他の用途に用いるアイテムタイプを追加することができます。 なお、既定のアイテムタイプとして以下のアイテムタイプがあります。

No. アイテムタイプの種類 説明
1 タスク 実績や進捗を管理する最小粒度の作業
2 パッケージ タスクなどのアイテムをまとめ、一つのグループとして管理する

Note

Standard Editionでは、本機能は利用できません。

操作方法

  1. ワークアイテム一覧の上部にある［＋］アイコンをクリックする。

  2. ［アイテムタイプの作成］ダイアログでアイテムタイプの情報を入力する。

    入力項目は以下のとおり。

    No. 項目 説明
    1 名前 アイテムタイプの名前
    2 システム名 システム上の名前
    3 コード アイテムタイプを識別するコード
    4 フォルダとして扱う フォルダとして扱う場合はチェックします。フォルダはプロジェクト管理画面のフォルダツリーに表示されます。フォルダツリーでフォルダを選択することで表示する範囲を絞り込めます。
    5 実績入力可能なアイテムタイプ 実績入力を可能にする場合はチェックします。
    6 アイコン 画面に表示されるアイコン
    7 説明 アイテムタイプの説明

  3. [OK]ボタンをクリックする。

アイテムタイプをプロファイルに登録する

定義したアイテムタイプはプロファイルに登録し、そのプロファイルをプロジェクトに適用することで初めて利用できるようになります。アイテムタイプをプロファイルに登録するには、「プロファイルを管理する」の「アイテムタイプを定義する」をご覧ください。

アイテムタイプを削除する

不要になったアイテムタイプを削除することができます。

操作手順

  1. 削除対象のアイテムタイプを選択する。

  2. アイテムタイプ一覧の上部にある［－］アイコンをクリックする。

Note

・ Standard Editionでは、本機能は利用できません。
・ 削除されたアイテムタイプは新規にプロファイルへ登録することができません。
　ただし、すでに登録されているプロファイルにおいては、そのプロファイルを適用しているプロジェクトで今まで通り削除されたアイテムタイプを利用することができます。

アイテムタイプを復元する

削除したアイテムタイプを復元することができます。誤って削除したり、削除したアイテムタイプを再利用する場合に利用します。

Note

Standard Editionでは、本機能は利用できません。

操作手順

  1. [フィルタ]で「削除済み」を選択する。
  2. 対象とするアイテムタイプを選択する。複数選択も可。
  3. プロファイル一覧の上部にある[操作]をクリックする。
  4. [復元]を選択する。

アイテムタイプを変更する

TimeTracker NXで利用するアイテムタイプをフォルダとして扱ったり、実績入力できるアイテムタイプにしたりすることができます。

操作手順

  1. 対象ワークアイテムを選択する。

  2. ローカルナビの［プロパティ］アイコンをクリックする。

  3. ［編集］ボタンをクリックする。

  4. アイテムタイプの情報を変更する。
  5. ［保存］ボタンをクリックする。