徹底活用テクニック

Excel連携アドイン

Excelと連携し効率的に進捗を確認・管理する

対象バージョン :
TimeTracker FX 2.5 以降のProfessional Edition

小規模の作業で構成され更新が頻繁なプロジェクトの進捗を管理するような場合、TimeTracker FX と Excel を組み合わせると進捗管理が効率的になります。
例として、仕様変更や技術課題が頻繁に発生し、1日程度の作業が頻繁に追加されるプロジェクトの場合を考えてみましょう。
1日程度の作業が多数存在するので、それら1つ1つの作業の進捗を積み上げることによりプロジェクトの進捗に反映すればよいと考えるかもしれませんが、たくさんの細かい作業をすべて TimeTracker FX のタスクとして作成することはメンテナンスの負荷が嵩み効率的ではありません。

そこで、細かい作業の進捗管理用に Excel の帳票を作成し、それらの作業を機能や工程ごとにまとめた単位(1~2週間程度の期間)で TimeTracker FX のタスクを作成します。そして、Excel 帳票で TimeTracker FX のタスク単位ごとの進捗率を算出し、それらの進捗率を Excel連携アドインを用いて TimeTracker FX に反映させます。こうすることで、1日程度の作業の個別の詳細な進捗状況を Excel 帳票で管理し、それらの進捗状況をまとめたプロジェクト全体の進捗を TimeTracker FX で管理できるようになります。

細かい作業をExcelで管理して、TimeTracker FX と連携させるためには、以下の作業が必要となります。
(1) TimeTracker FX の1タスクごとに Excel で1つの表を作成します。
(2) (1)で作成したタスクごとの進捗率を一覧にした表を作成します。この表の各行と TimeTracker FX のノードを関連付けておくことにより、Excel連携アドインの[TimeTracker FX にエクスポート]ボタンを押下するだけで、Excel で算出した進捗率の値を TimeTracker FX に反映させることができます。

このように、TimeTracker FX と Excel の両方の長所を生かして進捗管理することで、効率的な進捗管理ができるようになります。

  • 01

    1日程度の作業はExcelの帳票を管理し、それらの作業を機能や工程ごとにまとめた単位(1~2週間程度の期間)で TimeTracker FX のタスクを作成します。

  • 02

    TimeTracker FX の1つのタスクごとに Excel で1つの表を作成します。

  • 03

    タスクごとの進捗率を一覧にした表を Excel で作成します。この表を用いて、Excel連携アドインで TimeTracker FX に進捗率を反映します。

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