徹底活用テクニック

Excel連携アドイン

TimeTracker FXで管理しているデータとExcelの帳票を簡単に連携する

対象バージョン :
TimeTracker FX 2.5 以降のProfessional Edition

TimeTracker FXを使えば、エンジニアリングとレビュー、手戻りといった工数を分けて記録することがとても簡単にできます。また、工程比率やレビュー比率といった計算が必要なデータも、クイックレポートで簡単に最新のデータを確認できます。
状況を確認するだけなら非常に手軽ですが、実業務では定められたフォーマットの帳票で報告したり、記録を残しておかなければならないこともあります。このような場合、Excel連携機能を使って、TimeTracker FXのデータをExcel帳票にインポートすると便利です。
手順は簡単で、TimeTracker FXのどのノードのデータをインポートするかを関連付けます。インポートを実行すると、フィールドの関連付けを指定できます。Excelの列名とTimeTracker FXのフィールド名が同じであれば、ここで変更する必要はありません。
関連付けはExcelファイルに記憶しますので、最新データに更新したい場合はインポートするだけです。TimeTracker FXが起動していなくても、自動的に起動してプロジェクトを開きます。
毎週、毎月の報告では、ファイルをコピーしてデータをインポートし、報告内容を記述するだけで済みます。
また、プロジェクトの活動は工数やスケジュールだけではありません。品質や生産性に関するデータも管理していく必要があります。レビュー議事録にTimeTracker FXの工数データをインポートすると、不具合除去率や生産性を簡単に表示、レビューの実施妥当性を評価する指標としても使えます。また、その逆でExcelで管理しているデータをTimeTracker FXに反映することもできます。

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    Excel帳票の表の列名をTimeTracker FXのガントチャートの列名と揃えます。次に、表の行(Excel)を選択し、データをインポートしたいノード(TimeTracker FX)を選択します。その状態でExcelのツールバーにある[関連付け]ボタンをクリックすることで、行とノードが関連付けられます。

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    [TimeTracker FXからインポート]ボタンをクリックすると、[コピー - フィールドの関連付け]ダイアログが表示されます。このダイアログでExcelの列名(見出し)とTimeTracker FXのフィールドとのマッピングを確認できます。[OK]ボタンをクリックすると、関連付けられたデータがインポートされます。

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    関連付けられたフィールドのデータがExcelの表にインポートされました。例で挙げられているフィールド以外もインポート可能です。帳票の目的に合わせた列構成の表を作成しておくだけで簡単に最新データに更新できるため、便利に活用できます。

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    ワンポイント:
    TimeTracker FXのガントチャートで、Excel帳票の表示したい列のみを表示しておき、ノードを選択しコピーし、Excelに貼り付けます。すると、列名も一致した表をすぐに作成できます。ProjectIDならびにNodeID列があるので、関連付けをしなくても該当するプロジェクトのノードの情報をインポートできます。

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