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ダッシュボードでできること

ダッシュボードの概要

ダッシュボードは、プロジェクトの進捗状況、工数の入力状況などを簡単にモニタリングできる機能です。プロジェクトや組織を横断して工数の推移などをグラフや表で表示し、視覚的に確認することができます。例えば、ユーザーの工数入力状況を一覧表で簡単にチェックしたり、ワークアイテムの消化状況を表示して、プロジェクトの進捗状況を確認したりすることができます。ダッシュボードを利用するにあたって、以下の内容について説明します。

No. 内容 説明
1 ダッシュボードでできること ダッシュボードを利用して何ができるかを紹介する。
2 ダッシュボードの使い方 ダッシュボードの基本的な使い方について説明する。

ダッシュボードでできること

ダッシュボードは各種ウィジェットを活用することで、以下のようなことができます。

No. ウィジェット 説明
1 工数入力モニタウィジェット ユーザーごとに実績工数を一覧表で表示する。
2 工数サマリウィジェット 任意の期間で集計した工数をグラフで表示する。
3 工数推移ウィジェット 集計した工数を時系列にグラフで表示する。
4 ワークアイテムサマリウィジェット ワークアイテムの件数をグラフで表示する。
5 ワークアイテム推移ウィジェット ワークアイテムの件数を時系列にグラフで表示する。

Note

Standard Editionでは、[ワークアイテムサマリウィジェット]・[ワークアイテム推移ウィジェット]を表示できません。

工数入力状況をモニタリングする

工数入力モニタウィジェットでは、実績工数の入力状況をモニタリングすることができます。ユーザーごとに日々の実績工数が一覧表で表示され、各ユーザーの実績工数を簡単に確認することができます。実績工数の多い日や少ない日を強調表示して、工数入力の漏れや実績工数の多いユーザーを簡単にチェックすることが可能です。週や月単位に実績工数を集計して表示することもでき、強調表示でリソースの負荷を簡単に確認することもできます。

ユーザーやプロジェクトの工数をグラフで比較する

工数サマリウィジェットでは、ユーザーやプロジェクトの工数をモニタリングすることができます。指定された任意の期間で集計した工数(計画・実績)をグラフで表示します。ユーザーやプロジェクトごとで工数を簡単に比較することができます。

ユーザーやプロジェクトの工数の推移をグラフで見る

工数推移ウィジェットでは、ユーザーやプロジェクトの工数の推移をモニタリングすることができます。集計した工数を時系列でグラフ表示します。ユーザーやプロジェクトの工数の推移を簡単に確認することができます。

プロジェクトの進捗状況をモニタリングする

Note

Standard Editionでは、本ウィジェットを表示できません。

ワークアイテムサマリウィジェットでは、プロジェクトの進捗状況をモニタリングすることができます。ステータスやリーダーごとでワークアイテムの件数をグラフで表示することができます。例えば、ステータスを指定してワークアイテムの件数を表示します。未着手のワークアイテム数と完了したワークアイテム数の割合を確認することができるので、ワークアイテムの消化状況が簡単に分かります。

プロジェクトの進捗状況の推移をモニタリングする

Note

Standard Editionでは、本ウィジェットを表示できません。

ワークアイテム推移ウィジェットでは、プロジェクトの進捗の推移をモニタリングすることができます。ステータスやリーダーごとでワークアイテムの件数を時系列でグラフ表示することができます。例えば、ステータスを指定してワークアイテムの件数を時系列で表示します。時間の経過とともに完了したワークアイテム数が増えていく様子を確認することができ、プロジェクトが順調に進んでいるかどうか簡単に分かります。

ダッシュボードの使い方

ウィジェットはページ単位で管理します。複数のページを設けることで、ウィジェットをテーマごとに管理することができます。ここでは、ダッシュボード上でのページやウィジェットの基本的な使い方を紹介します。

初めてダッシュボードを使用する

ダッシュボードを使用するには、まずページを作成します。そのページ上にウィジェットを追加します。

操作手順

  1. TimeTracker NXのグローバルナビで[ダッシュボード]をクリックする。
  2. ローカルナビの[新しいページ]アイコン をクリックする。
  3. ローカルナビで[ウィジェットを追加]アイコン をクリックする。
  4. [ウィジェット選択]ダイアログで追加するウィジェットを選択する。
  5. [OK]ボタンをクリックする。

ページを追加する

Note

Standard Editionでは、ページを追加できません。

ローカルナビの[新しいページ]アイコンをクリックする。

Note

「新しいページ」の名前でページが追加されます。

ページを削除する

  1. 対象ページの名称にカーソルをあてる。
  2. 表示される[×]アイコンをクリックする。

ページの名前を変更する

  1. 対象ページの名称をダブルクリックする。
  2. 名前を入力する。

ウィジェットを追加する

  1. ローカルナビで[ウィジェットを追加]アイコンをクリックする。
  2. [ウィジェット選択]ダイアログで追加するウィジェットを選択する。
  3. [OK]ボタンをクリックする。

ウィジェットを削除する

  1. 対象ウィジェットを選択する。
  2. タイトルバーの[メニュー]アイコンcommon_3.pngをクリックする。
  3. [削除]を選択する。

ウィジェットの名前を変更する

  1. 対象ウィジェットを選択する。
  2. タイトルバーの[メニュー]アイコンcommon_3.pngをクリックする。
  3. [設定]を選択する。
  4. 詳細ペインの[名前]欄に名前を入力する。
  5. [保存]ボタンをクリックする。

ウィジェットのサイズを変更する

  • 高さを変更する場合は、対象ウィジェットの下端をドラッグ&ドロップする。
  • 横幅を変更する場合は、横に並んだウィジェットの間をドラッグ&ドロップする。

    Note

    ウィジェットを2列または3列の横並びに配置した場合のみ有効です。

ウィジェットの配置を変更する

同一ページ内ですべての行を同じ列数で配置した場合のみ、以下の操作で変更した配置位置が保存されます。

  1. 対象ウィジェットを選択する。
  2. タイトルバーをドラッグして、移動先にドロップする。

選択ダイアログのデータ一覧をソートする

ウィジェットに表示するデータを選択するダイアログ(プロジェクト一覧等)では、各列の値に基づき昇順あるいは降順でソートして表示することができます。ソートの手順は以下のとおりです。

  1. プロジェクト一覧の見出し行で、任意の列の右端をクリックする。
  2. 表示されるメニューから[昇順]あるいは[降順]を選択する。

    Note

    列名をクリックしても、昇順・降順のソート状態が切り替わります。

選択ダイアログの表示列を変更する

ウィジェットに表示するデータを選択するダイアログ(プロジェクト一覧等)では、各列の表示・非表示の状態を切り替えることができます。プロジェクト一覧の場合、既定ではプロジェクトカテゴリの各列は非表示になっています。これらの列を表示させたり、不要な列を非表示にするには、以下の手順に従って設定します。

  1. プロジェクト一覧の見出し行で、任意の列の右端をクリックする。
  2. 表示されるメニューから[カラム]を選択し、表示させる列にチェックを入れる。非表示とする列のチェックを外す。

    Note

    上図の「顧客」以下の項目がプロジェクトカテゴリに該当します。
    プロジェクトカテゴリは、TimeTracker NX 4.2以降で利用可能です。