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新規インストール(サーバーマシン)

概要

このページでは、デスクトップ版をサーバーにインストールして、クライアントPCのデスクトップ版からアクセスできる状態にします。

  1. サーバーマシンを準備する
  2. データベースサーバーを準備する
  3. サーバーマシンにデスクトップ版をインストールする
  4. Server Managerでデータベースを作成する
  5. Administratorで初期設定を行う

1. サーバーマシンを準備する

TimeTracker NXのデスクトップ版をインストールするサーバーマシンを準備します。

2. データベースサーバーを準備する

少人数(5名程度)で運用される場合は、TimeTracker FXに同梱のデータベースサーバー(SQL Server Express)をインストールしてご利用いただけます。

Note

TimeTracker NX のインストーラに同梱している SQL Server Express を利用する場合は、常に最新の更新プログラムを適用してください。

既存のデータベースサーバを利用することもできます。以下の内容でSQL Serverを設定してください。

認証モード 混合認証
ネットワークの構成 TCP/IPを有効化、名前付きパイプを無効化

Windows認証モードでは、TimeTracker NXは利用できません。

SQL Server のインストール方法を 弊社Webサイトで公開しています。

3. サーバーマシンにデスクトップ版をインストールする

サーバマシンに、デスクトップ版のサーバマシン用アプリケーション、管理ツールなどをインストールします。
TimeTracker NXのインストーラー内にある、デスクトップ版インストーラー「TimeTrackerFXSetup.exe」を起動します。

インストーラを実行する

インストーラを実行します。
画面の表示内容に従い、インストールを進めます。

セットアップタイプで[サーバマシンセットアップ]を選択する

サーバマシンで動作するサーバタスクの他に、Server Managerと全てのクライアントツールをインストールします。

Excel連携アドインのインストールの有無を選択する

Excel連携アドインは、Excel上でTimeTracker NXのプロジェクト計画を編集できるExcelのアドインプログラムです。
通常はサーバーマシンでは使用しません。[Excel連携アドインをインストールしない]を選択してください。

Excel連携アドインはProfessional Editionのみで利用できます。Standard Editionを利用される場合はインストールしないでください。

インストールを開始する

[インストール]ボタンをクリックすると、インストールを開始します。

  • インストール対象機能にServer Managerが含まれていた場合は、インストール完了後にライセンスキー登録画面が表示されます。
    メールにて送付された[プロダクトID]と[ライセンスキー]を入力してください。
    (ここで入力しない場合は、Server Manager起動時に入力できます)

4. Server Managerでデータベースを作成する

TimeTracker FXのデータベースを作成します。プロジェクト計画や作業実績など、TimeTracker FXのすべてのデータはこのデータベースに保存します。

Server Manaegrを起動する

以下をクリックし、Server Managerを起動します。

  • Windows[スタート]メニュー-[プログラム]-[TimeTracker FX]-[Server Manager]

  • インストール時にライセンスキーが未登録の場合は、インストール後のServer Manager初回起動時にライセンスキーの登録が必要です。

  • プロダクトIDとライセンスキーは、電子メールで送付しています。

データベース作成/更新ウィザードを開く

[データベースを新規に作成またはアップグレードする]をクリックし、[データベースを新規に作成する]を選択します。

サーバ接続情報を入力する

データベースの作成に必要な情報を入力して、接続が成功することを確認します。

  • _[_SQLExpressSetup.vbs]からインストールしたSQL Server Expressの管理者ログインは「sa」、パスワードは「Admin///」です。
  • 管理者ログインのパスワードが空白の場合は接続できません。パスワードを変更してください。
  • [Windows認証]では接続できません。認証モードを[混合認証]に変更してください。
  • 接続確認に失敗した場合は、以下の内容をご確認ください。
    • データベースサーバ名が誤っていないか
    • データベースサーバのサービスが停止していないか
    • 管理者ログイン、またはパスワードが誤っていないか

データベース名を入力する

作成するデータベース名を入力します。

サーバ設定ファイルの出力先フォルダを指定する

[参照]ボタンをクリックして、[サーバ設定ファイル]を出力するフォルダを指定します。

  • サーバ設定ファイルは、デスクトップ版のログイン時やWeb版のインストール時に使用します。
    後の手順で必要となるため、出力先フォルダは忘れないようにメモしておいてください。

ライセンスキーを登録する

[プロダクトID]と[ライセンスキー]を入力します。

  • 登録済みの有効なプロダクトIDとライセンスキーが既定で表示されます。
    エディションやライセンス数等に変更がある場合は、この画面でプロダクトIDとライセンスキーを更新してください。
  • プロダクトIDとライセンスキーは、電子メールで送付しています。
  • [ライセンス情報]の[ライセンス数]、[有効期限]、[エディション]が正しいことを確認してください。

設定内容の確認とデータベースの作成を開始する

作成するデータベースの設定内容が正しいことを確認して、データベースの作成を開始します。

サーバ設定ファイルを展開する

メモしておいたサーバ設定ファイルを、以下のいずれかの方法で利用者に展開します。

  • 共有フォルダに公開する(推奨)
    管理者がネットワーク上の共有フォルダにサーバ設定ファイルを保存します。
    利用者はデスクトップ版でログイン時に、管理者から案内された共有フォルダを指定します。
  • 利用者に配布する
    管理者がサーバ設定ファイルを各クライアントPCに配布します。
    利用者は配布されたサーバ設定ファイルを任意のフォルダに保存して、デスクトップ版のログイン時にそのフォルダを指定します。

5. Administratorで初期設定を行う

Administratorで、デスクトップ版を利用するために必要な設定を行います。
TimeTracker NXの管理を行う管理者のPCで実施します。

Administratorにログインする

Administratorを起動して、以下の設定を行いログインします。

  • ログイン後に、[ファイル]メニューの[パスワードの変更]をクリックしてパスワードを変更します。
  • 変更したパスワードは大切に管理してください。

Administratorでデスクトップ版の設定を行う

デスクトップ版を使うためには、以下の設定が必要です。

  • 組織の定義
  • 役割の定義
  • アカウントの編集

設定方法の詳細は Administratorガイドをご覧ください。