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プロジェクトを横断して進捗を管理する

概要

複数プロジェクトのガントチャートを並べて表示することができます。プロジェクトの管理画面を個別に開く必要がなく、一画面上でまとめて確認することができます。表示対象のプロジェクトは任意に指定でき、確認だけならこの画面上だけで済みます。
複数プロジェクトを管理する立場のマネージャーの場合、自分の管轄下にあるプロジェクトのガントチャートをまとめて表示することで、毎日のプロジェクト管理が非常に効率的になります。
複数プロジェクトのガントチャート表示に関連して、以下の機能を説明します。

Note

Standard Editionでは、ガントチャートは表示できません。 また、プロジェクトのみを表示し、ワークアイテムは表示できません。

No. 機能 説明
1 表示対象のプロジェクトを設定して表示する ガントチャートに表示するプロジェクトを指定する。
2 作成したビューをグループ化する 指定したプロジェクトの集合(ビュー)をグループ化して整理する。
3 表示対象のフィールドを変更する 表示するプロジェクトのフィールドをカスタマイズする。
4 プロジェクトの進捗をガントチャート上に表示する ガントチャート上にイナズマ線などを表示して、プロジェクトの進捗状況を確認する。

共通手順

プロジェクトを横断して進捗を管理するにあたり、共通の前提として以下の操作をまず行います。

  1. グローバルナビの[分析]をクリックする。

  2. ローカルナビの[プロジェクト横断]をクリックする。

表示対象のプロジェクトを設定して表示する

ガントチャートに表示するプロジェクトをビューに設定し、必要なプロジェクトのみを表示することができます。ビューは、組織ごとや担当者ごとなど確認する内容に合わせて複数作成し、簡単に切り替えることができます。

操作手順

  1. 画面左側のツールバーの[ビュー追加]アイコンをクリックする。

  2. [プロジェクト横断ビューの設定]ダイアログの[基本情報]タブで、[名前]を入力する。

  3. [プロジェクト横断ビューの設定]ダイアログの[対象データ]タブをクリックする。
  4. [追加]アイコンで、対象のプロジェクトを追加する。

  5. [OK]ボタンをクリックする。

  6. 作成したビューを選択する。

一覧をソートする

[プロジェクトの選択]ダイアログでは、各列の値に基づき昇順あるいは降順でソートして表示することができます。ソートの手順は以下のとおりです。

  1. プロジェクト一覧の見出し行で、任意の列の右端をクリックする。
  2. 表示されるメニューから[昇順]あるいは[降順]を選択する。

Note

列名をクリックしても、昇順・降順のソート状態が切り替わります。

選択ダイアログの表示列を変更する

[プロジェクトの選択]ダイアログでは、各列の表示・非表示の状態を切り替えることができます。既定ではプロジェクトカテゴリの各列は非表示になっています。これらの列を表示させたり、不要な列を非表示にするには、以下の手順に従って設定します。

  1. プロジェクト一覧の見出し行で、任意の列の右端をクリックする。
  2. 表示されるメニューから[カラム]を選択し、表示させる列にチェックを入れる。非表示とする列のチェックを外す。

Note

上図の「顧客」以下の項目がプロジェクトカテゴリに該当します。

作成したビューをグループ化する

作成したビューは業務分野など任意の単位でグループ化することができます。グループ化することで対象のビューを見つけやすくなります。

操作手順

  1. 画面左側のツールバーの[グループ追加]アイコンをクリックする。

  2. 追加された新しいグループに名前を入力する。

Note

追加したグループを選択して、新規にビューを追加することができます。
既存のビューをドラッグ&ドロップでグループに移動することができます。

表示対象のフィールドを変更する

プロジェクト横断で表示するフィールドは、カスタマイズすることができます。 必要な情報のみを表示することで見やすくすることができます。表示するフィールドのカスタマイズ方法は、「ワークアイテムを編集する」の「表示するフィールドを変更する」をご参照ください。なお、カスタムフィールドを表示した場合、プロジェクトの行には値が表示されません。

プロジェクトの進捗をガントチャート上に表示する

プロジェクト横断では、ガントチャート上に複数のプロジェクトを並べて表示し、進捗状況をまとめて確認することができます。ガントチャートで表示できる内容は、以下のとおりです。

  • イナズマ線を表示する
    イナズマ線は各アイテムの計画に対する遅れや進み具合を線で表したものです。イナズマ線により、ガントチャート上で各タスクの進捗状況を確認することができます。本日線(本日の位置を示した線)よりも左にある場合は、その分だけ計画よりも遅れていることを示します。右にある場合は、計画よりも進んでいることを示します。

  • ベースラインを表示する
    ベースラインは、過去のある時点のプロジェクト情報を保存したもので、計画の履歴情報になります。現在の計画と過去の計画を比較して、差分をガントチャート上で確認することができます。ベースラインは毎日自動で保存されます。

  • 実績線を表示する
    実績線は、実績工数が入力されている期間を線で表したものです。計画に沿って作業が実施されているか、確認することができます。ガントチャート上に計画期間のガントバーと実績線を表示して比較します。

Note

上記手順については、プロジェクトの進捗を管理するをご参照ください。