【Web版】計画的にサーバーを移行する

概要

このページでは、Web版の運用環境を変更する手順を紹介します。
例えば以下のケースで変更をご検討されている方は、今回ご紹介する方法で実現できます。

データベース移行にあたり、以下の2つのケースにより手順が異なりますので、各ケースにあわせて実施してください。

サーバーマシンの移行手順は以下のとおりです。

TimeTracker NX の運用を停止した状態で、最新の状態のデータベースをバックアップします。

移行前後のTimeTracker NX のバージョンにより、方法が異なります。

TimeTracker NX のバージョンが同じ場合

データベースのバックアップ方法については、セットアップガイドの「1-2. データベースのバックアップ」をご確認ください。
TimeTracker NX のバージョンが異なる場合

SQL Server Management Studio を使用して、データベースをデタッチします。
詳細な手順はお使いのSQL Server Management Studio のマニュアルをご覧ください。

Note

バックアップ中にデータが書き換えられることを防止するため、必ずバックアップ実行前にTimeTracker NX を停止してください。
TimeTracker NX の停止方法は、「システムを安全に停止する」をご参照ください。

移行用データベースのファイルを、移行後の環境にコピーします。

Note

移行用のデータベースのファイルをバックアップで作成した場合、Microsoft SQL Server の既定のフォルダに格納しておくと、その後の手順がスムーズになります。
例として Microsoft SQL Server 2014 の場合、既定のバックアップ用フォルダは以下になります。

    C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL12.[インスタンス名(※)]\MSSQL\Backup

※データベースサーバーのインスタンス名になります。

本手順は、「1.移行用データベースのファイルを作成する」で移行用データベースを作成した手順により、構築方法が異なります。

TimeTimeTracker NX をインストールする
既にインストールされている TimeTracker NX を利用される場合は本手順は不要です。
必要であれば、「TimeTracker NXをインストールする」の該当するパターンの手順を実施してください。

Note

作成するデータベースは空にしてください。
バックアップファイルを復元する SQL Server Management Studio を使用して、TimeTracker NXのデータベースにバックアップファイルを復元します。
復元する手順は、「4. データベースの復元」をご覧ください。

旧バージョンのTimeTracker NX で作成したデータベースを新しいバージョンでそのまま適用することはできません。
そのため、一旦データベースを作成し、TimeTracker NX のインストーラーの処理でデータベースを新しいバージョンに適用させます。

データベースをアタッチする
SQL Server Management Studio を使用して、データベースをアタッチします。
詳細な手順はお使いのSQL Server Management Studio のマニュアルをご覧ください。
TimeTracker NX をインストールする
「4. Web版をバージョンアップする」の手順を実施してください。

Note

TimeTracker NX インストール以降は通常のバージョンアップと同じ手順を実施してください。