Web版+デスクトップ版バージョンアップ(サーバー2台、FXから)
概要
ここでは、TimeTracker FXからTimeTracker NXにバージョンアップし、Web版とデスクトップ版を別々のサーバーで運用する環境の構築手順を紹介します。それぞれの機能を別々のサーバーにインストールすることで、各サーバーにかかる負荷が低減でき、高いパフォーマンスを維持することができます。また、Web版とデスクトップ版のデータベースは同期しているので、例えばWeb版のサーバーが停止した場合でもデスクトップ版を利用するなど、運用を継続することができます。
TimeTracker NXの構成については「インストールの概要」を確認してください。
構成イメージ
このページで構築した環境では、工数入力やプロジェクト管理など一通りの運用は、Web版だけでできます。Web版での運用に加え、オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、デスクトップ版を利用します。Web版とデスクトップ版を併用した場合の構成としては下図のような環境になります。
TimeTracker NXでは、デスクトップ版とWeb版それぞれのプログラム用にデータベースが存在し、それぞれのプログラムの操作により発生した変更をお互いのデータベースに同期され、一貫性が保たれます。
準備する物
このページでサーバー環境を構築するにあたり、あらかじめ以下のものを準備してください。
- 現在TimeTracker FXを運用しているサーバーマシン
- SQL Serverがインストールされたサーバーマシン
(TimeTracker NX同梱のSQL Server Expressを使う場合は不要) - TimeTracker NXのインストーラー一式
(ダウンロードしたZIPファイルを展開したもの) - TimeTracker NXのライセンスキーが記載されたメール
(評価版の申し込み後や製品版のユーザー登録カードの送付後に届きます)
インストール方法
このページではサーバー上に環境を構築し、クライアントPCでTimeTracker NXを利用するまでの手順を紹介します。全体の流れは以下のとおりです。なお、TimeTracker NXのインストールでWindowsの再起動が必要になる場合があります。TimeTracker NXをインストールする前に、対象のサーバーを利用するアプリケーションをすべて停止してください。
1. Web版プログラムをサーバーにインストールする
現在利用しているTimeTracker FXの環境をデスクトップ版として、新しいサーバーマシンにTimeTracker NXのWeb版プログラムをインストールします。Web版はサーバーマシンに構築したWebサーバーを利用します。
Web版プログラムをサーバーにインストールし初期設定を行う手順は、以下のリンク先にある「2.1 IISを有効にする」から「2.3 Web版の初期設定をする」までをご覧ください。
- 上記リンク先の「2.3 Web版の初期設定をする」で、TimeTracker FXから引き継ぐプロジェクトデータを選択する際に、「すべてのプロジェクト」を選択することで、まとめてデータを引き継ぐことができます。
- TimeTracker FXから引き継ぐプロジェクトデータは後から追加することができません。利用する可能性があるプロジェクトはすべて追加してください。
なお、現在利用しているTimeTracker FXは引き続きTimeTracker NXのデスクトップ版として利用できます。
2. クライアントPCからサーバーにアクセスする
クライアントPCからブラウザやデスクトップ版を利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。基本的にはWeb版のみで、工数入力やプロジェクトの管理など一通りの運用を行うことができます。オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、既存のTimeTracker FXをデスクトップ版として併用してください。
Web版を使ったサーバーへのアクセスは、以下のリンク先の「2. ブラウザでWeb版を利用する」をご覧ください。デスクトップ版は今までどおり利用できます。
Web版インストール(サーバー1台) - 2. クライアントPCからサーバーにアクセスする
以上でTimeTracker NXにログインできました。
次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照しつつ機能や操作を確認してください。
現在利用しているTimeTracker FXの環境をデスクトップ版として、新しいサーバーマシンにTimeTracker NXのWeb版プログラムをインストールします。Web版はサーバーマシンに構築したWebサーバーを利用します。
Web版プログラムをサーバーにインストールし初期設定を行う手順は、以下のリンク先にある「2.1 IISを有効にする」から「2.3 Web版の初期設定をする」までをご覧ください。
- 上記リンク先の「2.3 Web版の初期設定をする」で、TimeTracker FXから引き継ぐプロジェクトデータを選択する際に、「すべてのプロジェクト」を選択することで、まとめてデータを引き継ぐことができます。
- TimeTracker FXから引き継ぐプロジェクトデータは後から追加することができません。利用する可能性があるプロジェクトはすべて追加してください。
なお、現在利用しているTimeTracker FXは引き続きTimeTracker NXのデスクトップ版として利用できます。
2. クライアントPCからサーバーにアクセスする
クライアントPCからブラウザやデスクトップ版を利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。基本的にはWeb版のみで、工数入力やプロジェクトの管理など一通りの運用を行うことができます。オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、既存のTimeTracker FXをデスクトップ版として併用してください。
Web版を使ったサーバーへのアクセスは、以下のリンク先の「2. ブラウザでWeb版を利用する」をご覧ください。デスクトップ版は今までどおり利用できます。
Web版インストール(サーバー1台) - 2. クライアントPCからサーバーにアクセスする
以上でTimeTracker NXにログインできました。
次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照しつつ機能や操作を確認してください。
クライアントPCからブラウザやデスクトップ版を利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。基本的にはWeb版のみで、工数入力やプロジェクトの管理など一通りの運用を行うことができます。オートメーションAPIなどを用いて他システムと連携する場合は、既存のTimeTracker FXをデスクトップ版として併用してください。
Web版を使ったサーバーへのアクセスは、以下のリンク先の「2. ブラウザでWeb版を利用する」をご覧ください。デスクトップ版は今までどおり利用できます。
Web版インストール(サーバー1台) - 2. クライアントPCからサーバーにアクセスする
以上でTimeTracker NXにログインできました。
次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照しつつ機能や操作を確認してください。