同期設定を作成・変更する
概要
この画面では、以下をご説明します。
- プロジェクト内の同期設定一覧を確認する
- 新しく同期を設定する。
- 設定した同期設定を確認、変更する。
- 手動同期
- 自動同期
- 同期設定を無効化/削除する。
Note
同期設定はプロジェクトとは関係ありません。
1つのプロジェクト内で別々のプロジェクト管理ツールと同期する場合は、別の設定になります。
同期設定の一覧を確認する
個別プロジェクトの同期設定の画面構成は以下のとおりです。
各機能について以下で説明します。
- ① サイドメニュー:「他の機能の画面に切り替える」を参照ください。
- ② 「作成」ボタン:「新しく同期設定を作成する」を参照ください。
- 絞り込み用フィルタ:以下を参照ください。
- ③ 条件フィルタ
- 各種条件に合致する同期設定を表示します。
- 複数条件を指定した場合、すべての条件に合致する同期設定を表示します。
- ④ キーワードフィルタ
- 同期設定の名前を対象に検索します。
- 単一検索で条件に部分一致する同期設定を表示します。
- ③ 条件フィルタ
- 同期設定一覧:
- ⑤ 同期設定一覧
- 詳細は 「設定済みの同期を確認・更新する」 を参照ください。
- 一覧に一度に表示できる件数は 10件です。
- ⑥ 並び順の変更:以下の条件で同期設定を並び替えます。
- 作成日時の昇順/降順
- 名前の昇順
- ⑤ 同期設定一覧
他の機能の画面に切り替える
サイドメニューに表示する機能をクリックすることで、以下機能の画面に切り換えることができます。
- 同期設定:本ページで説明します。
- ログ:「ログを確認する」を参照ください。
Note
プロジェクト名の端にある矢印をクリックすると、サイドメニューをアイコンのみの表示に最小化します。
最小化した状態で矢印をクリックすると、元の表示に戻ります。
新しく同期設定を作成する
まず、以下の動画で同期作成全体像をご説明します。
次に実際の設定手順をご説明します。
以下のどちらかの方法で、同期作成画面を開いてください。
-
TimeTracker NX から開く場合:
ワークアイテム画面から同期したいフォルダを右クリックし、「ツール連携」-「連携を追加する...」をクリックする。 -
TimeTracker NX Sync から開く場合:
「同期設定の一覧を確認する」の「作成」 ボタンをクリックする。
以下の画面が開きますので、「同期するツール」「同期設定名」を入力し、具体的な設定を進めてください。
詳細な手順は連携する対象により分かれますので、該当するページの手順をご参照ください。
Note
自動同期をご希望の方は、上記手順で同期設定を作成後に「自動同期を設定する」の手順で設定してください。
同期設定を確認、変更する。
既に作成した同期設定はいずれかの以下の方法で確認し、変更することができます。
同期設定の一覧から確認・変更する
同期設定の一覧では、同期設定の単位で以下の操作が可能です。
- ➀:同期設定の有効/無効切り替え
- 詳細は「同期設定を無効化/削除する」を参照ください。
- ➁:最終同期ログへのリンク
- アイコンは最後に同期した処理のステータスを示します。
- 日付をクリックするとログを表示します。
- ➂:同期実行
- すべての同期対象アイテムを同期します。
同期設定の編集画面から確認・変更する
以下の方法で、同期設定の編集画面を開くことができます。
- 同期設定の名前をクリックする。
- 同期設定の右上にある「︙」をクリックし、「編集」を選択する。
編集画面は、以下の画面で構成されます。
設定内容は新規設定時の手順と同じです。
詳細は「新規設定方法の一覧」をご参照ください。
同期設定を無効化/削除する
1度作成した同期設定は、以下の方法で無効化/削除できます。
設定するツール | 無効化 | 削除 |
---|---|---|
TimeTracker NX | ○ | |
TimeTracker NX Sync | ○ | ○ |
無効化と削除の違い
- 削除すると設定は残りませんが、無効化の場合は再度有効化すれば同期を再開します。
- 無効化することでライセンスとしては計上しません。
同期設定を残したままライセンスの数を抑えることができます。
TimeTracker NX から操作する
ワークアイテム画面で対象アイテムを選択し、右クリック→「ツール連携」→「連携を解除する」を選択してください。
TimeTracker NX Sync から操作する
以下の画面から操作します。
-
同期設定の無効化:各同期設定の「同期を有効にする」をオフにしてください。
Note
「同期を有効にする」をオンにすることで、同期を有効にできます。
-
設定自体を削除する:同期設定の右上にある「︙」から「削除」を選択してください。
自動同期を設定する
同期しているアイテムの情報を変更した場合、もう一方のプロジェクト管理ツールに自動で反映させることもできます。
本章では、自動同期を有効にする方法/無効にする方法 をご紹介します。
Note
自動同期するためには、事前にシステム管理者(TimeTracker NX Sync や同期先ツール)の設定が必要です。
また、各会社様の運用ポリシーやサーバーPCのスペックによっては自動同期できない場合もございます。
本機能の利用可否はシステム管理者の方にご確認ください。
自動同期を有効にする
「新しく同期設定を作成する」にて同期設定を作成後、以下の操作を実施してください。
-
「︙」をクリックし、「自動同期の設定」を選択する。
-
同期設定ダイアログにて、以下を設定する。
- 1.「アイテムの同期を自動で実行する」をチェックする。
- 2.TimeTracker NX 側の「設定する」ボタンをクリックする。
以降の処理は同期するツールにより異なりますので、以下のリンク先でご説明します。
注意点
設定が完了すると自動同期が有効になり、以下のマークがつきます。
ただし、上記の状態でも自動同期の設定に失敗している場合もあります。
例)TimeTracker NX の設定が成功していても、Redmine の設定が失敗している など。
運用する前に双方のツールに自動同期されていることを確認してください。
Redmine の場合
自動同期設定のダイアログを開き、URL をコピーしてください。
Redmine の連携先プロジェクトの画面を開き、以下を実施してください。
Note
画面は Redmine のプラグインにより異なります。
以下は「Bitnami Redmine」の場合の例です。
-
「Webhooks」のモジュールを有効にする。
-
コピーした URL を貼り付ける。
Jira の場合
自動同期設定のダイアログを開き、以下の操作を実施してください。
-
➀をクリックする。
-
Jira の連携状態が「設定済み」になったら成功です。
自動同期が有効になりますので、これで手順は終了です。Note
以下のどちらかの場合、成功します。
- Jira のシステム管理権限を持つユーザーで Jira と連携している。
- TimeTracker NX Sync システム管理者の方が自動同期を許可している。
-
画面右下に以下が表示された場合、設定に失敗しています。
「Jiraのアイテム変更の自動読み取り設定に失敗しました。」
この場合は2の手順を実施してください。
-
-
➁をクリックして取得したURLを TimeTracker NX Sync のシステム管理者に連絡する。
- 連絡を受けたシステム管理者は、「Jira の Hook 登録」を実施してください。
- 設定が完了した後、自動で同期するようになります。
Note
1で失敗した場合でも、同期設定の右上に「自動同期」のアイコンは表示します。
これは TimeTracker NX との自動同期が有効であることを示しており、Jira は自動同期されません。
自動連係を無効にする
-
TimeTracker NX 側の設定
同期設定ダイアログを開き、下図の➀→➁の順に操作してください。 -
Jira/Redmine 側の設定
ツールに登録した WebHook を削除してください。