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システム管理者の向けの注意事項

はじめに

安定運用に向けては、以下を実施することが重要です。

  • 全体の運用ルールを決める。
  • ルールどおり運用されているか定期的に確認する。

上記の運用ルールを決めるための注意点は「ユーザー向けの注意事項」でご紹介しますので、是非ご確認ください。

システム管理者の方は以下をご検討ください。

  • サーバーPCの負荷状況

サーバーPCの負荷状況

サーバーPCの負荷の負荷が高い場合、「なかなか同期されない」「同期に失敗する」等の問題がおこる可能性があります。

以下に要因ごとの懸念点と推奨する運用をご紹介します。
状況により「運用方法を変える」「サーバーPCのスペックを上げる」等の処置をご検討ください。

自動同期により処理負荷がかかる

  • 懸念点
    • 自動同期はデータベースの情報を常に監視し、差分があった時に処理します。
    • 上記の「監視処理」にサーバーPCのリソース(CPU/メモリ)を使うため、データベースのサイズによっては高負荷状態が続くこともあります。
  • 推奨する運用
    以下のように、サーバーPC のスペックに見合った運用をお願いします。
    1. まずは手動での運用を開始し、処理負荷を見て徐々に自動同期に切り替える
    2. 全ての同期設定を自動にするのではなく、基準を設けて手動/自動で切り分ける

一度に同期するアイテム数が多い

  • 懸念点
    • 手動同期でも1度に同期するアイテム数が多いとサーバーPCの負荷がかかります。
  • 推奨する運用
    以下のように、サーバーPC のスペックと負荷を見て運用ルールを決めてください。
    • ある一定の値以上はまとめて同期しない。
      • 「子アイテムを含めて500アイテム」を目安にする。
    • 同期時のサーバーPCの負荷(CPU、メモリ)を確認し、基準値を調整する。

連携先ツールのサーバーPCの負荷が高い

  • 懸念点

    • TimeTracker NX Sync のサーバーは問題がなくても、連携先サーバーの負荷も動作不良の要因になります。
      • 同期の処理が遅い、エラーが発生するなどの問題が起こります。
      • TimeTracker NX のように処理の高速化をしておらず、全てのプロジェクトに一括で処理するなど負荷が高い設計のツールもございます。
  • 推奨する運用

    • 関係するサーバーの処理負荷も定期的にご確認ください。
    • 本格運用を開始する前に、処理毎のサーバーPCの負荷を計測して実力値を把握することも有効です。