徹底活用テクニック
タイムシート
スケジューラ上の予定を実績工数としてインポートする
- 対象バージョン :
- TimeTracker FX 3.5 以降
予定インポート機能を使うと、工数の入力が格段に楽になります。これは、Microsoft OutlookやLotus Notesの予定をタイムシートに取り込んで表示し、この表示された予定にタスクツリーからドラッグすることで工数を入力するものです。
これをさらに簡単にする仕組みをご紹介します。予定インポート~タスクのドラッグという2つの操作を1回で済ますことのできる方法です。つまり、インポートした時点で既に実績になっているということが実現できるのです。
この仕組みは、特に参加人数が多い会議などで効果的です。年間を通じてこのような活動があるため、膨大な工数の削減につながります。このために、今日からスケジューラでの予定の本文にタスクの[ノードパス]を記述してみてはいかがでしょうか?
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インポートした予定を自動的に実績にするには、[ツール]-[オプション]ダイアログの[予定のインポート]タブで[タスクの自動割り当て]の[予定の自動割り当てを行う] をチェックします。
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Microsoft OutlookやLotus Notesの予定の本文にタスクの[ノードパス]を記述しておきます。
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[ノードパス]とはルートノードから該当ノードまで、WBSの階層を表す文字列です。
タイムシートのタスクツリーやプランナーの計画テーブルで表示するコンテキストメニューからWindowsのクリップボードにコピーできます。 -
03
[予定のインポート]を実行すると、[ノードパス]に対応するタスクが割り当てられ実績工数になります。
実績工数はオレンジ色の背景色で表示されます。