徹底活用テクニック
ダッシュボード
プロジェクトの進捗状況の推移を確認する
プロジェクトが現在進んでいるか遅れているかを把握するのは大事なことですが、さらにその推移を確認することで、状況が改善傾向にあるか、または問題が悪化しているかまで判断できるようになります。TimeTracker FXではプロジェクトの進捗などをダッシュボードの「プロジェクト推移モニタ」を使って確認できます。
プロジェクト推移モニタではまず対象のプロジェクトとグラフに表示する推移データを選択します。対象プロジェクトはプロジェクト全体だけでなく、プロジェクトの一部が指定できるので現在進行中のフェーズに着目して推移を確認することもできます。
グラフの系列は次のような組み合わせが代表的です。
・計画進捗率と実績進捗率
・計画工数と実績工数
・計画コストと実績コスト
・スケジュール指標、工数指標、コスト指標
さらに、遅れ工数の推移を確認すれば進捗の遅れがどれくらいの量(工数規模)なのかを確認できるので便利です。
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ダッシュボードの推移モニタの例。プロジェクトとグラフの系列(この場合計画工数と実績工数)を指定すればこのように表示されます。
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グラフに表示するデータは多彩にあり、コストや規模、生産性などを表示することもできます。
この画面は Professional Edition の例です。Standard Edition では「計画工数」「実績工数」のみ表示可能です。 -
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遅れ工数をグラフに表示すれば、スケジュール指標(SPI)では見えない、遅れ具合(工数規模)を確認できます。マイナスは進んでいるという意味になります。このグラフでは当初相当の遅れがあり、それが毎週解消されていることがわかります。