TimeTracker FXはサーバマシンのデータベースに接続し、実績やプロジェクト計画の情報を蓄積します。
TimeTracker FXがデータベースに接続できなくなった場合は、ネットワーク環境などの設定が正しいかご確認ください。
以下のような状況の場合に、TimeTracker FXのログイン画面で、ログイン名とパスワードを入力しても、エラー画面を表示し、TimeTracker FXが起動しない。
本現象が起こる可能性の高い原因を列挙します。
各原因が該当しないかご確認ください。
また、各原因についての対応方法は以降に記載しております。
これらの原因が該当しない場合は、お問い合わせに必要な情報、およびご利用中のサーバ・クライアントの環境、TimeTracker FXで参照しているサーバ設定ファイルを添えて、こちらまでご連絡ください。
ご利用環境が、動作環境と一致していない場合、TimeTracker FXを使用できません。
こちらより動作環境の詳細をご確認ください。
動作環境と一致するよう、ご利用環境を構築してください。
対策を行っても状況が改善されない場合は、次の原因をご確認ください。
TimeTracker FXは、サーバマシンのマシン名を使用して、サーバマシンとの接続を行います。
そのため、名前の解決で、サーバマシンのIPアドレスを特定できない環境では、接続先が見つからず、TimeTracker FXを使用できません。
以下のいずれかの方法で、サーバマシンのIPアドレスを特定できる環境にしてください。
対策を行っても状況が改善されない場合は、次の原因をご確認ください。
SQL Serverの通信プロトコルでTCP/IPを使用できていないためSQL Serverに接続できない可能性があります。
SQL Serverの通信プロトコルをTCP/IPのみ有効にしてください。
設定方法は、以下の手順をご覧ください。
なお、手順内の「20xx」はインストールしたSQL Serverのバージョンになります。
対策を行っても状況が改善されない場合は、次の原因をご確認ください。
SQL Server Expressは既定でネットワーク接続を無効としています。
SQL Server Expressのリモート接続を有効にする方法については、こちらをご覧ください。
サーバマシンがWindows XP SP2以降、またはWindows Vista以降の場合、Windowsファイアウォールが有効となっていてSQL Serverとの通信を遮断している可能性があります。
Windowsファイアウォールを有効にした状態で、SQL Serverの通信を許可する方法については、こちらをご覧ください。
TimeTracker FXで使用するデータベースが[名前付きインスタンス]で作成されている場合、SQL Server Browserサービスが停止していることでクライアントPCからのデータベース接続に失敗する可能性があります。
SQL Server 構成マネージャより、SQL Server Browserサービスを開始してください。
SQL Server Browserサービスを開始する方法については、こちらをご覧ください。
サーバ設定ファイル(TimeTracker.config)とは、TimeTracker FXがデータベースに接続するための情報を格納したファイルです。
何らかの原因により、サーバ設定ファイルが正しく参照できていないか破損している可能性があります。
TimeTracker FXを正常にご利用いただけるメンバがお使いのサーバ設定ファイルをご利用ください。
データベースに接続できましたら、そのままTimeTracker FXをご利用ください。