徹底活用テクニック
ダッシュボード
メンバの工数入力が定着するように支援する
- 対象バージョン :
- TimeTracker FX 3.1 以降
TimeTracker FXを導入して工数入力を始めたとしても、工数が適切に入力されていないと、プロジェクト管理や現場の改善にとって有効なデータにはなりません。つまり工数の入力を定着させていくことが重要です。適切な頻度できちんと工数が入力されていれば、工数の精度も高くなることが期待され、データの信頼性も上がっていくことになります。
TimeTracker FXでは工数入力の定着を支援する仕組みとして、「工数入力マルチモニタ」があります。このモニタでは各メンバが実績を入力したタイミングを「当日」や「1日後」などのように表示します。メンバの工数入力の頻度を確認し、定着していないメンバのフォローなどのアクションにぜひ役立ててください。
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工数入力マルチモニタは、ダッシュボードの画面を右クリックして表示される[ウィジェットの追加]をクリックして追加します。なお、工数入力マルチモニタを利用するには、[定着モニタ]権限が必要となります。
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対象日に表示する数値は何日後に入力したかを意味します。また、当日中に入力した場合は「当日」、作業を実施するたびにその都度入力していた場合は「都度」と表示します。そのため、数値が大きいほど遅れて入力したことになり、一般的にデータの精度が低くなります。
例えば、週末(金曜日)にまとめて入力しているという場合では、月曜から順に「4」、「3」、「2」、「1」と表示されます。 -
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「定着している」と判断する基準値は任意に設定できます。それに基づき各日付の定着状況を判定し、「定着率」として月全体の基準値の充足度合いが表示されます。